SiGe夫さんのブログ
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銀行にて:ある証券マンのご意見だそうな
こんばんは。
変動で申し込んだ個人向け国債の解約の手続き待ちで、時間つぶしに読んでた下野新聞の経済欄にこんなことがかかれてました。
ある証券会社の社員のコメント(概略)。
「東京証券市場の動きは遅れている。
欧米諸国の金融危機は回復に向かっているにも関わらず、未だ為替に振り回され続けている。」
正直、なにが言いたいのかわからなかった。
アメリカ経済が上向いているのはNYダウの動きを見ていればわかることだ。
だったらなぜ、円高は未だ進行し続けているのか。
振り回されているのは投資家だけではない。
日本の企業は皆振り回されている。
だが別に好き好んで振り回されているわけではない。
為替に振り回されている?
では誰が為替を振り回している?
円高の歯止めをかける船頭は誰の役目?
国民総出でドルを買えとでも言いたいのだろうか?
だとしたら、実に証券マンのらしい発言で、鑑のような言葉だ。
その記事の脇に書かれていた記事。
「外需の大企業の下請けをやっているが、コストダウンの要求が厳しすぎる。
このままでは、今月にも倒産しかねない。」
従業員10名以下の小さな町工場の現状だ。
頭の中で何かがキレました。
もう一度、別に好き好んで振り回されているわけではない。
株価しか見ない、実に証券マンらしい発言だ。
民主党に政権交代して早1年。
そのあいだにおきたことは、
ヤツ場ダムをちゃぶ台返しして地元民と揉め、
普天間という火薬庫に火をつけ、
総理大臣が「さじ」を投げ、
日本に領土問題はない(
ほんと、民主党政権の成果を教えて欲しいですね。
1年以上経ったのに・・・orz
それでもまだ、民主を推す人がいる・・・残念です。
文書が途中で切れてますね。私がキレたせいでしょうか。
続きです。
民主党に政権交代して早1年。
そのあいだにおきたことは、
ヤツ場ダムをちゃぶ台返しして地元民と揉め、
普天間という火薬庫に火をつけ、
総理大臣が「さじ」を投げ、
日本に領土問題はない(実際ない。何を今更言うことか)と触れ回り、
後の続かない場当たり的なドル買い(もしかしてFXだったのか?)をし、
こんにゃくゼリーの硬さについて全神経を注いでいる(笑)。
ちなみに、船長の無条件釈放は「検察の判断」と言っているのでノーカウント(=職場放棄)扱いだ。
企業は利益を獲得し、国と地域の発展のためにフィードバックする義務がある。
だから、人を雇い、税金を納めている。
それに対する政府のおかえしが「これ」だ。
円高が進む中、何故かそこそこの状態を保てている日経平均を見て安心しているのだろうか。
確かに、これからリリースされる第二四半期の決算は、1年前に比べればはるかに良い数字が出るだろう。企業努力の成果もあるのかもしれない。
・・・バカいっちゃいけない。
円高のダメージが本格的に数値化されるのは、10月以降の決算だ。
下期の決算は、どこもかしこも悲惨な状態になるだろう。
円高の本当の恐怖はようやくスタートしたばかり、ここは地獄の一丁目だ。
ボロボロになるであろう第三四半期の決算書の下には、目も当てられないような状態の、上場していない下請け企業の姿があるだろう(もっとも存続すら危ういが)。
下請けに出しているところがギリギリの状態なら、下請けが炎上するのは明らかだ。
とりあえず、民主党の方々には、国会を一日欠勤扱いにして、地方の町工場見学ツアーでも行ってもらいたい。
費用は当然自腹で、と言いたいだが、結局連中の懐にあるお金の出所は税金なんだから、経費だろうが自腹だろうが同じことですね。