TIW藤根 靖晃さんのブログ
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【セガサミーホールディングス】株価の一段の…
株価の一段の上昇には材料不足と考える
<株価に割安感があるが、カタリストに欠く>
上方修正幅は想定以上でPERの水準には割安感があるといえるが、好材料の出尽くし感から株価を上昇させるカタリストに欠ける状態にあると我々は考える。11/3期2Q累計(4-9月)決算時に遊技機事業の継続的な成長、ゲームソフトなど海外での収益増が確認できない限り、株価上昇は難しいだろう。
<上方修正幅は想像以上>
9月30日に11/3期会社計画の上方修正を発表、修正幅は売上高100億円、営業利益250億円、経常利益250億円、純利益155億円である。上方修正幅は想像以上でポジティブ・サプライズであった。ただし、遊技機事業以外の収益が上方修正にはほとんど寄与していないと見られることから中長期的な評価点は乏しいと我々は考える。また、11/3期1Q(4-6月)の業績から推算すると原価低減の効果はほぼ織り込まれていると考えられ、目先の好材料は出尽くした感がある。12/3期以降の業績が伸び悩むというTIWの見解を継続する。(鈴木 崇生)
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関連銘柄:
セガサミー(6460)
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