明日(11日)午前7時、ブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」に私の投稿記事「自動売買の危険性について」が掲載されます。もしお時間があるようでしたらご参照ください。
内容は決して深刻なものではなく、先週日銀の追加的な金融緩和政策発表時に、円安への振れを予想して逆指値で買いを入れておいたのですが、全く機能せず高値で約定してしまったフラストレーションについて書いたものです。
話は変わりますが、ここ数日でマーケットを取り巻く環境が悪くなっているような気がしています。新聞記事を読んだ印象に過ぎませんので、簡単に列挙しておきます。
(1)中国のノーベル平和賞問題・・・中国の持つ政治リスクが改めて意識されそうです。
(2)G7・・・日本の為替介入の可能性が遠のいた感じです。
(3)9月の米雇用統計・・・FRBの追加的金融緩和に対する期待の強さを見せつけるようなダウ平均株価の上昇でした。ところが、G7では通貨安競争の回避が模索されました。もし追加的金融緩和がドル安を招くと言うことで、マーケットの期待を裏切ると・・・
(4)ユーロ高・・・米国の追加的金融緩和でさらにユーロ高、ドル安が進めば、欧州企業の競争力の低下が意識されそうです。ユーロ高大歓迎の欧州市場ですが変化が見られるかもしれません。
というわけで、多少警戒気味なスタンスで臨みたいと思っています。
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