映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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介入できるか

6日の日経平均は9691.43(+172.67)と窓をあけて上昇。雲、基準線、転換線の上、ボリンジャーはプラスσ上、MACD RCIは反発し始めている。雲の上限9529を上に抜け、直近高値9704をトライしているがまだ抜けられていない状況。日足のチャートは形がよくなってきたが、週足は、転換線の上だが、雲の下、基準線の下で、基準線は下向きになっている一方で、週足MACDはシグナルを上抜け、RCIは上昇しており、中期的に上昇に転じられるかどうか微妙な状況。

ダウは10967.65(+22.93)雲、基準線、転換線上、ボリンジャーはプラスσ上、MACD RCIは下げ止まりの様相。なお上昇基調を保っているが、週足をみると遅行線が日々線にきれいにそって上昇してきたものの、昨年4月の天井11000あたりに近づいており、頭が重い。ここを抜けられないと下げに転じる危険もある。

ドル円は82.96雲、基準線、転換線の下、ボリンジャーはマイナスσの下、MACD RCIは底ばいで、円高基調。

ADP雇用統計は、予想外の大幅減少となり、アメリカ経済の回復の遅さを改めて示したが、緩和期待でなんとか値を保っている状況。しかし緩和期待が背景になっているので、金利は低下しており、10年もの国債は2.394%で、2010年8月の2.47%を下抜けてしまった。この結果、ドル円は円高にふれており、83円を上に抜けてきている。ドル安が全面的に世界的な流れとなってきているが、G7G20を控え、また「通貨安競争」に対する懸念をガイトナーが発言したことで、円高是正介入はしにくにくなっている。このまま推移すれば、このまえの介入が無意味になってしまうが、政府はどうするか。為替離れしたまま日経平均が上げてゆくとも思えない。
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