…と言う訳で、相変わらず油断もへったくりも無い様で…
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1004&f=national_1004_047.shtml
”秋の味覚、「上海カニ(中国語は大閘蟹)」を楽しみにしている人も多いが、中国では「稲田蟹」などと呼ばれるカニを薬品で処理した上で「大閘蟹」として売る業者がいる。薬品処理後は1、2日で“売り逃げ”るという。中国新聞社が報じた。
「稲田蟹」は、実際には川でとれるという。汚い川の場合も多く「汚染が心配なので、食べない方がよい」との声もある。暗緑色のねばつく汚れにまみれており、見た目も悪い。これをカニ洗浄用の「薬粉」を使ってきれいにする。
薬粉を水に溶かすと、刺激臭がたちこめる。その中にカニを入れると、20分程度でよごれがきれいに落ち、見た目は「大閘蟹」とそっくりになる。カニが一斉にもがいて互いに体をこすりあうことも、汚れが落ちる上で“好都合”という。
もう一度、水ですすぐと、素人目には区別がつかかくなる。「大閘蟹」と偽って売れば、価格は2倍以上だ。しかし、この薬粉には「強い殺傷能力」があり、カニは1-2日で死んでしまう。そのため、とにかく「売り逃げ」ることが商売の“コツ”という。
本物の「大閘蟹」は、業界団体が品質を管理しており、出荷に際して「タグ」が取り付けられている。しかし、本物と見分けがつかない「タグ」が売られており、薬品で洗浄した「稲田蟹」につけられているという。”
中国では以前エビでも同様の事があって、その時に使われていたのがシュウ酸だったとか。多分今回も似た様な物では…
ちなみにシュウ酸は、もちろん人間にとっても有害物質なので上海蟹を食うって人は気をつけた方が良いでしょうね。
(ただ、まぁ素人目にカニの区別がつくとも思えないので気をつけてどうなるもんでもないでしょうが…精々食うのを避ける位ですかね)