またまた元の木阿弥、それどこか・・・

[華花はなはなさん]

一時的に9500円は捉えたのですが、またまた、元の木阿弥。
それどころか、ここのところの安値まで割り込む状態となってしまいました。

値下がり銘柄は1200を超えて、全面安商状。
日経平均は100円ほど上昇していた局面でも、値下がり銘柄は900以上あり、
指数寄与度の高い銘柄だけが買われていたことがわかります。

先週の流れのままに、自己資本規制案が強化方向に傾くことが警戒されて、
銀行株が軒並み安。
みずほ、三菱UFJ、三井住友と安値更新の日々となっています。

前場では、金融緩和への期待から不動産株に買いが入り、三菱地所、三井
不動産などプラス圏で推移する場面がありましたが、後場には、あっさり
全体相場におされて、マイナス引け。

序盤好調だった商社株も、次第安となり、丸紅、住友商事、三井物産など
がプラスですが上ヒゲを残す展開となりました。
ゴールドマンが新規に買いとした、田辺三菱製薬も1438円まで値を飛ばし
ましたが、結局+1円と陰線引け。

先週同様に一部の値動きの軽い株が、なにかしらの材料ではやされる状態
となっています。

世界一パフォーマンスの悪い、日本市場ですが、それでもまだまだ売りた
い人達が多いようです。

明日は、日本での今週のメインイベントの日銀金融政策決定会合が終わり
ます。なにかサプライズがないと、本格調整の動きとなりそうですね。




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