斬！ザ・マーケット 2010/10/4 月曜日

[坂本 大介さん]

10月最初の1日、日経平均は寄り付きで前日の下げへの反発や失業率の回復を好感しての買い戻しが発生して反発スタート、その後は中国PMI指数の予想上回りなども好感されました。後場に入って一時マイナス圏に入りましたが持ち直して9404.23円34.88高。小幅な値動きでした。

米国は寄り付き前に発表された各種経済指標（個人所得、9月ミシガン大学消費者信頼感指数（確報値）、9月ISM製造業景況指数など）は比較的好感されましたがまちまちの結果であり、寄り付きは反発スタートとなるも上げ幅は限定的。ダウ平均は10829.68ドル41.63高で引けています。

NY為替は、米国追加金融緩和の可能性からドル売りが進み、主要通貨に対してドル安となっています。これに伴いドル円は83.2円台まで下がっており、再び円高に振れる通貨の動きが警戒されます。

今日4日から日銀政策決定会合が始まります。為替の動きに影響されつつも、追加金融政策への期待感が下支えして本日は9,400円付近で小幅もみ合いとなるのでは？