中国問題

ロングサンさん
  2010.9.30 いつも青春!てっちゃんの株式教室・相場師日記

http://www.tokiwa-kabu.com

スペインの国債の格下げ、アイルランドの金融不安、まあ「蒸し返し」ではあるのですが過敏に反応する市場です。
ただ、日銀はまだ豊富な資金を温存していますし、今後も「円高阻止、為替介入をする」と明言しています。
たぶん来週どこかで「発動」でしょう。
ですから、相場が大きく崩れることはないと断言できます。押さば買え。
ルック163高値、いすゞもソフトバンクも快調、おめでとうございます。
たぶん、当会が一番成績がいいのかな。ははは。

日経平均    9369.35(-190.03)
売買高概算  20億7369万株
売買代金概算  1兆4271億円
時価総額  281兆5959億円
値上り銘柄数  155  (年初来)新高値 22
値下り銘柄数 1459  (年初来)新安値 72
変わらず     48
騰落レシオ(25日)117.52%
サイコロ(日経平均)5勝7敗 
為替  1ドル 83.31  1ユーロ  113.18

今日、中国から初めて「今の紛争状態を中国は望んでいない」との公式コメントが発表されました。
正直、驚きました。でも、ホッ・・ですねえ。
たぶん、政府首脳と人民解放軍の間に「ズレ」があるのではないか。そんな気がします。
ただ、かつての国家総動員法と大政翼賛会、これは昭和10年代後半の日本です。
今の、経済活況の中国なのにそんなケハイがある。おかしなことです。
もしかして、軍部に実権があるのでしょうか。
少なくとも、昨日までの中国の対応に世界中が警戒感を持った。それは事実です。
実は以下の文章は昨日29日のものです。そのまま配信します。

<10月29日>
「中国は変わっていなかった、仙石官房長官が甘さを反省」(サンケイ新聞)。
国家の責任者が「見通しを誤った」では済まないのです。
この失態を国民にどう説明するのですか。
小沢さん、鳩山さんも甘い。
全体主義国家と民主主義国家、人権を認めない国家と認める国家、共産主義と自由主義、
国家の根本が違うのに民主主義観点で解釈しようとするから誤認が生じる。
「1945年9月2日」を「対日戦争の勝利記念日とする」、同じく全体主義国家ロシアが本性露呈です。
北方4島返還など夢の夢と、当欄では書いてきました。あの国にそんな意思はありません。
「戦勝国」はいかにして自らの行為を正当化するか、念頭にあるのはそれだけです。
軍事力を背景に力ずくで何が何でも自分の権益を押し通す。
「大日本帝国」が何をしてきたか、お手本がこの日本の過去の歴史にあるわけです。
お坊ちゃんの苦労知らず感覚というか、あまりにも認識が甘すぎる。
ホロコーストを経験したユダヤ民族のほうがよほど賢い。
フィリピンとは違って、まだ今のところアメリカは日本を見限ってはいません。
それとも日本も社会主義国家に変身するということなのでしょうか。
新政権の方向性が私にはよくわからないのでそれなら国民として従うしかないのですが、国民を侵略の危機にさらさないで下さい。
水と油であることを認識したうえで、折れるべきは折れるのが外交です。
折りしも、北朝鮮トップの若い27歳の後継者が決まりました。
「先軍政治」(軍部中心)に変更は無いはずです。
尖閣諸島現場でのビデオ公開は私はしないほうがよいと思う。
全体主義国家の常として「非」を認めることは100%ありません。
火に油を注ぐだけです。
必ず「捏造」だとイチャモン、なんくせをつけてきて態度を硬化させるのがオチなのです。
シンガポールの有力紙が社説で、中国の強硬な対応を特集して、このような侵略方針を露骨に示すのなら、
周辺のアジア諸国は連携して真剣に対応を協議すべきだと述べています。
日本企業もこれ以上安易に中国進出していれば命取りになるリスクがあります。
「接収」されたらそれまでです。インドもブラジルもベトナムもある。
沖縄尖閣諸島を含むシナ海全域をパトロールする「全力での軍事力強化」を中国は決定しました。
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