週明けの日本市場は、米国株高を好感して買い先行でスタート。円が84円前半まで円高になってくると上げ幅を縮小しましたが、ドル円の下落が一服すると上げ幅をさらに伸ばして9600円を回復、9603.14円131.47高で引けました。中国市場の活況も後押しした模様。
27日の欧米市場は、欧州主要株価指数は小幅反落、米国も主要株価指数は小幅ですが下落しています。ダウ平均は10812.04ドル48.22安
為替は、欧米の主要株価が小幅下落となるなかで買われる傾向が出ています。ドル円は84円前半で小動き。
米国が選挙前ということで、日本の為替介入は行われないのではないかという見通しもありますが、ただ一方で90円をターゲットにした介入の可能性を指摘する声もあって、円売り介入の警戒感は消えず、円は84円を前にもみ合う形です。
今日28日の日本市場は、昨日の欧米の市況を見て、利益確定売りの動きが強まるでしょう。-80円程度さげて、9,500円台前半になるのではと予想しておきます。