２０１０．９．２７ いつも青春！てっちゃんの株式教室・相場師日記
http://www.tokiwa-kabu.com
相場というのは絶えず好材料と悪材料が存在します。
どちらのほうに強く反応するかを見ていくのが「地合い」です。
材料の中の「エース」「キーマン」の働き具合を注視していく。それが相場術です。
ですから相場は極論すれば材料で動くのではありません。
だから、毎日のニュースに右往左往するのは最悪。
新しく「エース」らしき投手が出てきたらその力量を見極めていくのです。
多少の齟齬はあるとしても、需給要因論のほうに私は軍配を上げたい。
相撲でいうところの「猫だまし」、パッチンと貴方も幻惑されないことですね。
そして肝心なのが、政治、経済の「大勢」を見抜くことです。
日経平均 ９６０３.１４（＋１３１.４７）
ＴＯＰＩＸ ８４９.３０（＋ １０.８９）
売買高概算 １６億７０５４万株
売買代金概算 １兆１６９４億円
時価総額 ２８８兆４１０４億円
値上り銘柄数 １３２８ （年初来）新高値 １１
値下り銘柄数 ２４１ （年初来）新安値 ４９
変わらず ９７
騰落レシオ（２５日）１０６.８８％
日経平均サイコロ（日経平均）６勝６敗
カイリ率（日経平均）２５日線比＋４.１５％ ７５日線比＋１.６３％
為替 １ドル ８４.１３ １ユーロ １１３.２３
＜ヨチヨチ歩き＞
今回の「尖閣諸島・中国漁船拿捕事件」での屈辱的な結末の教訓は、北朝鮮のように核武装（有り得ない）
でもするのなら話は別ですが、今は１００％アメリカ軍の力を借りなければ日本は危ない立場になるということです。
中国政府に逆らえないヤラレっぱなしの日本の姿に中国人の皆さんは優越感を持ったことでしょう。
「戦争になるよりはいい。駐日大使の引き揚げ、国交断絶もありえた」
（２５日読売新聞、菅内閣関係者のコメント）
もちろん、アメリカのいない日本なんて、戦争になれば一発で赤ん坊の手をひねりあげるくらい簡単に蹂躙できます。
鳩山前総理が自分なら中国首脳と話し合いができたとコメントしてますが、さて・・。
日本への「謝罪要求と賠償要求」というのはむしろ中国国内向けのポーズだとの解説もあります。
国家主席と首相がこれまで日本との融和を図ってきたことから、むしろ反日意識の強い国内勢力が現政権批判に転ずるのを
恐れているというわけです。
将来中国の影響下に日本がおかれる事態になるかもという「中国脅威論」は、ベトナム、フィリピン等の南シナ海海域の国家にもあります。
かつてフィリピンではアメリカ駐留軍に「撤退」を迫り、今アメリカ軍のいなくなったフィリピンは中国の侵略の危機に
さらされています。
今のアキノ大統領はその当時のアキノ女史（大統領）（故人）の息子ですが、母親の政権とは１８０度方向転換して
アメリカに擦り寄っています。しかし、もう二度と米軍がフィリピンに戻ることはありません。
このたびの事件は中国に不用意に「おもねった」結果が足元を見られることになり、民主党内閣とアメリカとの「不協和音」が
中国に付け入る隙（すき）を与えたことは誰が見ても明らかです。
そもそも「逮捕」ではなく当初から「国外追放」にしておけばここまで問題はこじれなかったとの意見もある。
日米なら「対等論」に耳を貸してくれる懐の深さをアメリカは持っていますが、日中に対等は有り得ず、
中国の属国になること以外に中国人民世論への「落としどころ」は無いのでしょう。
「日本人を懲らしめろ」、こんな過激なインタビューはアメリカでは有り得ない。
「戦略的互恵関係」というのは、そんな衣の下の刃を隠し、気付かないフリで交易を結ぶことですし、
現実的に両国はそれぞれが最大の貿易相手であるのは事実ですから、今後もきわどく危ない均衡の上でお付き合いするしかない。
それもまだ日本に高度な環境技術とかの利用価値がある間のことです。
現に「ハイアール」は、日本の世界的ブランド、ソニー、日立、東芝、パナソニックを白物家電で凌駕し始めています。
いずれは、シナ海全域、沖縄全域の日本の権益は危うくなる。「ガス田」開発の動向がその「証拠」となります。
それにしても、外交の経験不足は承知のこととは言え、まだヨチヨチ歩きの民主党内閣の前途は多難です。
＊白鵬が６２連勝、４場所連続の全勝優勝です。
来場所、初日に勝てば２７０年前の記録、江戸時代の大横綱谷風梶ノ助の６３連勝に並びます。
＊今や、融資残高が全盛時のわずか３割に転落、消費者金融独立系最大手の武富士が会社更生法申請報道でストップ安、売り物殺到で値付かず。
つい何年か前には、週刊誌に「会社の慰安旅行で、社長の前で指名された女子社員が札束を前に＊＊＊＊の乱痴気パーティー」とか
派手に報じられていた金満会社です。
記事の真偽の程は知りませんが、栄枯盛衰、自力での企業再建不可能で祇園精舎の鐘が鳴る。何ともわびしい日本経済の象徴的話題です。
それでも、ぼろ儲けの主婦が４億円脱税とか、８９歳のお爺ちゃんが１０億円脱税とか（ほんまかいな）・・・、
投資の世界にはまだ景気のいいお話がチラホラ・・！！
ソフトバンク２７３５＋３３、黒崎播磨３１９＋６、いすゞ３０７＋１０、名村造船４４３＋３、津田駒１４７＋５、
楽天６２２００＋８００、カーバイド２４８＋７、大穴はコード＊＊＊＊。
