今日の米国株式市場は軟調なスタートです。ダウ平均株価は82ドル安、ナスダック総合指数は17ポイント安で推移しています。GLOBEXでの先物の動きとほぼ同様です。
欧州市場の下げに加えて、先ほど発表された週間ベースの新規失業保険申請件数が46万5千件と、事前予想であった45万件を上回ったことが影響していると見られます。
ドル円が申請件数発表直後に大きく円高に振れています。
新規失業保険申請件数が発表された直後に、為替と株価がともに大きく動いたのですが、すぐに落ち着きを取り戻しています。したがって、この後大きく下げ幅が拡大する事態は想定していません。
今日は、マーケットが開いて30分ほどで、8月の景気先行指数と中古住宅販売件数の発表がありますから、何とも言い難いところですが、マーケットの一段の下げは避けられるとしても、軟調な展開で推移する雰囲気が強いと見ています。明日の日経平均株価の寄り付きの重石となりそうです。
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