TIW藤根 靖晃さんのブログ
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【コーセー】国内化粧品は1Qに続き2Qも前年同期プラスで推…
国内化粧品は1Qに続き2Qも前年同期プラスで推移するもよう
<現状の株価水準を妥当と見る>
国内化粧品市場では強みのあるハイプレステージ(高価格帯[5,000円以上])は前年同期プラスを持続。大手化粧品メーカーに比べ堅調に推移していることに加え、海外売上比率も10%を超え徐々に拡大してきた。しかし、(1)国内化粧品市場は中期的に見れば縮小傾向であり、足元では同社の国内化粧品事業の業績も回復に力強さが見られない、(2)海外売上の伸び率はやや物足りなさを感じる、などからTIWでは現状並みの株価水準を妥当と見る。
<2Qに海外展開、低価格化の施策を実施>
同社は2Q(7-9月)中に(1)エイジングケアシリーズの発売、(2)中国ネット通信大手の淘宝網(タオバオ)からの販売にアジア共通ブランドを追加、などの施策を実施。(1)は低価格帯(2,000円以下)対応であり、(2)はアジアでの拡大を目指す施策である。業績貢献も軽微と考えられるが、製品価格帯やチャネルでの広がりは今後の市場動向の変化や施策展開に有効となろう。(高橋 俊郎)
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関連銘柄:
コーセー(4922)
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