第二次菅内閣、大蔵省財務官

ロングサンさん
2010.9.18 いつも青春!てっちゃんの株式教室・休日版

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<第二次菅内閣>
外相続投を希望した岡田さんが幹事長就任、そのあとは前原外相へ。
うん・・、まだ手腕は未知数ですが、この人事しかないでしょうねえ。
前原さんは48歳と若いし中国への対応、アメリカとの親密度、はばかりながら元政治家としての私の感覚にも近い。
小沢グループに目を配ることが重要ですが、現時点での小沢直系議員の入閣はゼロです。
何しろ、代表選挙では国会議員票は小沢200、菅206、伯仲しています。懸念は残る。
どうにか株式市況は底堅くなってきました。
弱気の虫が染み込んだ人は、それでも為替介入は9月末までだとか、ネジレ国会で菅内閣は
参議院で法案否決で立ち往生、どのみち解散総選挙に年明け早々には追い込まれるとか、
これでもかこれでもかとリクツを並べる。
でも、証券市場の騰落率で中国、インド、ブラジル、ベトナム、タイ、韓国、アジア各国が上位にあって、
ダントツの「世界最下位」が東証であることは衆知であるのですが、
この主犯はこの1年間の民主党政権の経済オンチにあるわけです。
412名の議員さんの中で、旧社会党、旧民社党、あわせて約50名余の先生方がいらっしゃる。
1年前の政権交代のときに「社会政権か」と証券界に危惧の声があがりましたが、アメリカとの摩擦懸念、防衛事項、
外交の継続性、経済の基盤、あらゆる観点から今「方向を変え」「急ブレーキ」を踏むと日本はタイタニックになることがわかった。
そして、産業の空洞化の急進展、技術の流出が「白アリ」として日本の大黒柱を側壁もろともに崩壊させようとしている。
あまりにも、現実を知らなさ過ぎた。自民も、民主も、社会もない。国家が倒壊する。
2年目を迎えて、このチグハグ政策が一本芯の通るものになるかもしれない。
まあ、期待してみましょう。
誰が考えたってですねえ、「日本が一番ダメな国」こんな評価と現実が長続きするわけがない。
フィリピンの株式市場が「史上最高値」を更新中です。アジアはバラ色、落ち目の日本は黒百合の花?(失礼)。
日本をバカにし切っている中国政府と中国軍部。(黒百合は恋の花、織井茂子さん)。
それでも中国の観光客に期待する現状は皮肉ですが、政府と民間人には「体温差」がある。
私の知人の中国人はとてもいい人です。
世界最大の白モノ家電メーカーへと「変身」した中国の「ハイアール」が日本上陸を決めました。
韓国の「現代自動車」の性能は今や日本車に迫る高レベルにあります。
すべての致命的現象が、「日本企業の海外進出、生産拠点移転」と「正比例」してきました。
外需に頼らざるを得ない。なぜなら「少子高齢化」だから。
あえて「内需」というのなら、私は「農業ブーム」「農地荒廃が大規模化によって歯止めがかかってきた」、この現実に
打開のヒントがあると思う。
円高、円高・・・、しかし「無秩序な海外進出」が明らかに「日本経済崩壊」の「主犯」「真犯人」なのです。
<大蔵省財務官>
週末にしては、菅内閣の新人事歓迎の良好な相場展開ですねえ。弱気派の皆さんは頭が痛い? はは。
こっそりと、大底の****を買っています。リスクゼロ。
第二次菅内閣の初の民間人登用、総務大臣に全国で一番小さな県の鳥取県知事を務めた片山さんが就任です。
鳥取県といえば、今の「朝ドラ」の「ゲゲゲの女房」の中心舞台は鳥取県境港市上道町ですが、この地域の
堺工業高校前に私の亡き母の実家が今でもあります。境港市と銚子市とではよく似てまして、あらゆる点でほぼ互角。
日本一のマグロ漁港、そして「松葉蟹」でも有名な境港市から一時間ほど西へ行くと松江市です。
「だんだん」の島根県松江市以来、山陰地方がブーム?ですが、27日スタートの次の連続朝ドラの舞台はお隣、山陽地方の尾道市。
観光名所の千光寺(すぐ下が尾道北高校)の展望台から見下ろす「尾道水道」は「河」ではなくれっきとした「海」でして絶景です。
ゲゲゲの舞台の「堺水道」とある意味、ソックリな設定と言えなくもない。
島根県はこのたび38年ぶりに沖縄から「人口10万人あたりの100歳超人口が日本一」の座を奪取?して一躍脚光を浴びましたが、
実は「日本一、投資家の少ない県」島根と東証とはかなり別のところで「縁」がある。
「円高」がピークだった15年前に、当時の大蔵省財務官として円高阻止に辣腕を振るったのが今の島根県知事の溝口さんです。
まだ直接の面識は無いのですが、元有力な市議候補だった私のスタンスとしては、ツテも有りますのでお会いしようと思えば来週でも可能かな・・。
もっとも、今は民主党政権ですから残念ながら為替情報を「・・・・・」できる距離には私はおりません。
手前ミソながら、2010年8月のドロ沼市況にあって、当欄の的確な相場見通しと市況解説を自画自賛。
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