方向感のないマーケットでした。
2円安で寄り付いた日経平均株価は、10時前に63円安まで下げ幅を拡げました。その後は下げ止まったのですが、72円近くの狭い値幅の中を上下して、22.51円、0.24%の下げで大引けとなりました。
米国株式市場の上昇もあって、上昇してのスタートを期待していたのですが、マーケット開始の少し前から急速に円高への振れが始まったことが、寄り付きの重石になったと見ています。特にユーロ円の円高への動きが目立ちました。
ドル円もほぼ似たような動きでした。
ザラバは民主党代表選を控えて、様子見の空気が支配したようです。円高の動きが10時以降は治まり、僅かながら円安方向に戻したことで、マーケットが落ち着きを取り戻したようにも見えました。
現在米国株式市場では、ダウ(-27.39ドル)、ナスダック(-9.44ポイント)ともに軟調なスタートになっています。民主党代表選の結果もあって、円高への懸念もあり、明日の日経平均株価は厳しいスタートになりそうな様子です。
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