斬！ザ・マーケット 2010/9/13 月曜日

[坂本 大介さん]

9/10(金曜)の東京市場日経平均は、前場から買い先行で始まり大幅に続伸しました。前日に比べて若干円高が緩和された為替の動きや、先物が伸ばしたことで引っ張られましたが、後場になってから上げ幅は抑えられ、9239.17円140.78高で引けました。

米国市場も続伸で、ダウ平均は10462.77ドル47.53高で200日移動平均線を上抜け、NASDAQも続伸しています。国際エネルギー機関（IEA）が、今年の世界の原油需要見通しを上方修正したことを受け、エネルギー関連銘柄が上げました。

為替の動き、ドル円は若干上昇して84.20円。日本の第二四半期GDPが上方修正されたこと、経済対策に関する閣議決定を受けて円を売る動きが強まりました。明日の民主党代表選で、菅・小沢のどちらが選ばれるかによって為替の動きは対照的になりそうです。

今週は為替にも方向感がなく、株価の動きも読みづらくはあります。9月期末の配当権利取り目的で配当の高い個別銘柄を探すのもいいかもしれません。