斬！ザ・マーケット 2010/9/10 金曜日

[坂本 大介さん]

9日は日本市場日経平均は反発、円高一服感と米国株高を受けて輸出関連銘柄を中心に買いが入るも、25日移動平均を上値にして伸び悩みました。上海銘柄は軟調、三鬼商事による東京都心のオフィス空室率は9.17%で過去最高を記録して不動産が安く、米国オバマ大統領の景気刺激策にも物足りなさから先行きの不安を醸成しているようです。9098.39円73.79高で引けています。

9日米国市場は小幅続伸となりました。新規失業保険申請件数の結果を好感してダウ平均は一時200日移動平均線を上回る場面があったものの、上げ幅を伸ばさず10460.84ドル73.83高で引けました。



通貨は以前円高ですが、落ち着いています。ドル円は83.85、ユーロ円は106.50付近です。

今日は国内メジャーSQ日となっており、前日の米国の動きも頼りなかったので、寄り付きでは売り圧力が多少強そうです。週末前や、民主党の代表選を直前に控え、様子見の雰囲気は続くのではないでしょうか。今日は小幅反落0~-50と予測しておきます。