ISAC.WaKSさんのブログ

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マーケットニュートラル

マーケットニュートラルとは日経平均の動きに左右されないということ。相場全体が上げても下げても利益が出る方法があればすばらしい。オプション取引ではショートストラングル(値段の安いCallとPutを売りで両建てする方法)が堅いやり方でその基本はデルタニュートラルです。要は上がっても下がっても中立ということです。オプションの売りは日経平均の変動がその日になければ理論的に必ず利益になりますので、デルタニュートラルも理論的に正しいことがいろんな書物に紹介されています。株式のニュートラル投資もペア投資とか裁定取引などがあり別に珍しい方法ではありません。いままで裁定取引もいろいろ検討してはきたのですが、これはいけるという検証ができなかったでやってきませんでした。売りと買いをセットにするのが基本ですが、当然手数料が倍になります。組み合わせは個別株どうしでも先物やETFなどを組み合わせるのも自由です。買った株が売った株より値上がり率が高いときあるいは逆に売った株の値下がりが大きいときに手仕舞いすれば利益になりますが単独の株を見るより相当複雑です。

最近このペアトレードの実験を始めました。上がりそうな株の買いと下がりそうな株の売りをセットにしてだいたい同じ金額で仕込みます。確かに相場の動向に一喜一憂する必要はなくて、精神的に楽だとはいえますね。ただ買った株より売った株の方が値上がりしたり希望通りには行かないことも当然たくさん起こります。仕込みのルールは比較的簡単に作れますが手仕舞いのルール作りはなかなか厄介です。単に2つの株価の差だけを見ていくのか、それぞれの株の値動きが想定した方向とずれてきたときに手仕舞うのか。

誰か詳しい人、コメントもらえませんか。私ももっと実験が進行すればまた報告したいと思います。
2件のコメントがあります
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    daikonさん
    2010/9/9 13:43
    こんにちは。

    私も、日経225採用銘柄について、割高、割安を示す指標を計算して、シグナルが出ればロング・ショートのエントリーという手法を考えました(具体的銘柄はPicksの履歴にあります)。

    最初は、シグナルが出てすぐにエントリーするやり方だったので、股裂きに遭いました。
    エントリータイミングを決めるための別の指標を追加して、成績が少し良くなりました。

    手仕舞い時期ですが、割安、割高を示すシグナルが消えれば手仕舞いというルールです。
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    ISAC.WaKSさん
    2010/9/9 17:33
    daikonさま
    貴重なコメントありがとうございます。
    なるほど、両方やられる場合を股裂きというんですか。!! 感じがでていておそろしいですね。
    手仕舞いは片方のシグナルが消えたときですか? 私の通常の売買は1日から数日のスウィングなのですが、ペアトレードで片方のシグナルが消えたときに手仕舞うと少しばたばたしすぎるので、もう少しゆっくりした方法を検討しています。Picksを拝見して参考にさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
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