12/6 四季報速報

[あおぞら郵船さん]

 

今日は覚書程度に。
アステラスの四季報速報が配信されました。
　
◇アステラスの四季報予想
　
（四季報2007年4集時点）
07年　売上9,206億　営業利益1,905億　1株益244.1　
08年　売上9.700億　営業利益2,540億　1株益301.3
09年　売上9.980億　営業利益2,600億　1株益313.0
　
（四季報2008年新春速報）
07年　売上9,206億　営業利益1,905億　1株益244.1　
08年　売上9.750億　営業利益2,700億　1株益316.2
09年　売上9.990億　営業利益2,900億　1株益355.7

○株主比率（四季報2007年4集時点）
<外国>42.7％　<浮動株>4.6％
<投信>5.4％　<特定株>37.6％
　
特筆すべきは、09年度の予想１株益を313.0→355.7と約13％も上方修正しています。08年度の１株益も301.3→316.2と約5％の上方修正。
その理由として、営業利益が08年度で210億円の上方修正、09年度で300億円の上方修正をしていること、および、自社株買いと自己株消却の効果を織り込んでいるのでしょう。
　
アジェンシス社の買収に伴う費用を計算しているかどうかは分かりませんが、サプライズと言っても良いほど非常に良い数字ですね。
（アジェンシス社の買収費用は、一時金3億8700万＋マイルストン1億5000万ドル（約590億円）。のれん代として5年間で販売管理費として均等償却する。単純計算で、販売管理費が1年当たり約118億円の増加になる。）
　
株価5200円として、08年度でＰＥＲ16.4倍、09年度でＰＥＲ14.6倍。
株価5500円として、08年度でＰＥＲ17.4倍、09年度でＰＥＲ15.4倍。
株価5800円として、08年度でＰＥＲ18.3倍、09年度でＰＥＲ16.3倍。
　
四季報が、主力薬「プログラフ」の特許が切れる09年度に対して、ここまでの1株益の増加を見込んでいるということは、大いに支援材料になると思いますね。
ひとまず、安心しました。
　
　
「株価はファンダメンタルズに収束する～」