ROEをどう読むか?

坂本彰さん
坂本彰さん
ROE(株主資本利益率)は、会社の資本金が
どれだけの利益を生んでいるかを表した指標です。

この数値が大きい企業ほど効率よく企業活動を
行えている目安となります。

業種にもよりますが、10%を超えていれば優秀な
企業という位置づけです。


その他、多くの企業は1桁台ですが、中には
マイナス企業もあります。

そして、この数値が悪い企業はほとんどが赤字
となっています。


ここで注意してほしいのは、単年でマイナス、
赤字決算となっても来期には持ち直してくるか
どうか、という点になります。


優秀な企業でも、絶えず黒字を続けていくのは
大変ですし、様々な外部要因により大きく影響
される企業もあります。

赤字転落となれば株価は下落するのは当然ですが
皆と同じ行動をとるのか?それとも将来性と、
今後良くなる可能性を冷静に判断するのか?

という部分が肝心になってきます。


再度黒字転換する可能性のある企業ならば、売らずに
持ち続けることも、逆に買い増しのチャンスと判断
できることもできます。

http://saig.livedoor.biz/archives/1877734.html
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