東邦薬品 都内診療所と異例の法廷論争

アノマリーさん
http://www.risfax.co.jp/risfax/article.php?id=32923

リーマンショック後、富士時バイオ倒産という不運が積み重なった時期に、暫定価という言葉で医者を騙し医薬品を高値で売りつけたようです。確か、医薬品の納入価を早期妥結すればするほど納入価が安くなるといったような説明をして価格カルテルまがいの行為を業界全体で行ってきた経緯もございます。この医療機関は高値で購入してしまった為、その損失分の支払いをストップした事が発端で東邦薬品が訴訟に踏み切ったという訳です。医薬品卸のプロとしてコンサルタント営業をした責任を認めるのであれば、アマである医者側を保護する判決がでるでしょう。そうではなく、医薬品卸は専ら医薬品の配送にだけ責任を負う判決がでれば医薬品代金の支払い命令がでると思います。9月中には判決が出ると思われますが、この裁判は弁護士が丸儲けするだけの東邦ホールディングにとっては勝っても医療機関からの信頼を失いかねない極めて浅はかな結果を引き起こすと思われます。身を捨ててこそ浮かぶ背もあれという言葉もありますが、ここは敢えて荒波を立てないほうが将来の価格妥結がスムースにいくと思います。
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2件のコメントがあります
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コメントありがとうございます。
この業界は薬価改正で国が定める薬価が下がる事が多くそれに連動して医薬品卸が医薬品メーカーからの仕入代金を下げさせる交渉をします。安く仕入れた分はある程度は医療機関側にある程度還元させますが、あくまで民間企業ですから利潤を追求しなければなりません。そこで、値引きする前提で取り敢えずの高値の『暫定価』というもので支払いをしてもらい半年とか1年とか長期間に渡り価格交渉をしていざ価格決定になった時に薬価改正を行った時(通常4月)まで遡って値引きして、今後は暫定価から決定価として次の薬価改正があるまでは価格交渉は余り活発に行われなくなります。医薬品卸としては医薬品購入代金をストップさせられると循環する血液と同様に規模の大きさにより命取りになるのでかなり嫌がる行為なのでしょう。
へー、「暫定価」というのがあるんですねー。

でも、たしかに騒ぎが大きくなれば痛手を受けるのは東邦でしょうね。
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