ロングサンさんのブログ

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底打ち

2010.9.1 いつも青春!てっちゃんの株式教室・相場師日記

http://www.tokiwa-kabu.com


EU加盟27ヶ国で、経済持続期待可能性の強い(つまり経済的に安定している、対外的にも経済競争力の強い)国家の順位が
ベルギーの権威筋から発表になったのは先月初旬のことです。
第一位はスウェーデン、第二位は当欄でも「望ましい国家像」としてとりあげたデンマーク、「高福祉高負担」として
有名な北欧諸国が上位を独占しています。
最下位は今回の金融危機の悪役のギリシャ、続いてスペイン、ポルトガル、世界中が危ない国家として認識している
そのままが公的統計でも追認されています。
家族と10年、20年、会っていない一人住まいの独居老人の姿がニュースとなって、世界に恥をさらしている日本国。
それはそのまま経済の手詰まり感とも比例しています。
魅力の無い国、安心して暮らせない国、家族がバラバラの国、負のスパイラルが進行しています。
「自分さえ良ければいい」、今日の日本社会の姿です。

日経平均    8927.02(+102.96)△1.17%
昨日が月末で300円安、ちょっと下げ過ぎ。
当欄おなじみのミクシー、アクセルマーク、絶好調です。
「仕手株」しかない。

「生前から考えるお葬式」、全国放送の特集では、葬儀の直前に久しぶりに顔をそろえた4人家族のことをやってました。
父親のことが嫌いでずっとわだかまりを持ってきた娘さん、よくある話です。
最後まで理解し合えない親子もいるわけだし、それも運命だと思うわけですねえ。
酸いも甘いも噛み分ける人生経験豊富な子供なんているはずもないし、その子も年をとれば
また親と同じ経験をする、だから「人生持ち回り」と言うのです。
「死とどう向き合うか」、今後も取り上げていきたいテーマです。
自分が正しいという思い込みの強さと、視野の狭さは精神的未熟度の象徴であるわけですが、
現実社会ではそういう人種に属する人が権限を握っていたり、官僚ポストの上位にいたりする。
それが国民の不幸の源泉とまでは言わないが、そのためにも我々は自らの深い洞察力、相手を見抜く眼を養う必要性が
あるのだとも言えますし、「有権者」の眼力を公職選挙の一票に活かしたい。
そして、その延長線上には相場観、社会を見る目、経済を見る目も連なっています。
相場に強くなりたいのなら・・・と言いましても人智の及ばないのが相場の常。「防災」も人智が及ばない。
それにしてもですねえ、民主党政権になって一度も証券界には「活況」が訪れたことがない。
なぜ、世界経済の中で日本だけが弱いいじめっ子にならなければいけないのでしょうか。

世の中、なまじっか賢い子供だったりすると早死にしたりする。
親の心境を理解する頃には親は死ぬ。この世はうまく出来ています。
見えざる手というものを私は絶えず意識してますが、先日はアントン・ヘーシンク選手(東京オリンピックの柔道無差別級
金メダリスト、この昭和39年のオリンピックで初めて柔道は国際競技として認められた)が76歳で死去、神永との
決勝戦は今も忘れません。
かと思えば、今日はなんと「土俵の鬼」初代横綱若乃花が死去!!
日本が一番元気が良かったころのヒーローが次々と姿を消していきます。
「栃錦対若乃花」、私はアンチヒーローなので栃錦ファンでしたが、周囲の小学生はほとんどが若乃花ファンでした。
ちなみに横綱栃錦のニックネームは「まむし」、イブシ銀の職人芸というのは地味だから子供にはウケナイのです。
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