経済は感情で動く

allister2007さん
allister2007さん
(マッテオ・モッテルリーニ)を読む。
今まで心理をあつかった相場の本を読んだことは無かったので、図書館で目に付いたこの本を読んでみた。

書かれてる内容は、アンカリング効果や、サンクスコスト、フレーミング効果、損失回避性など一見なんのことか分からないけど、言われてみるとあるあるとうなずけるようなものが取り上げられ、そういった非合理的な行動を教訓として各章ごとにまとめてある。
フレーミング効果などは、良く耳にするのかもしれない。
ある600円の銘柄が二つあったとき、Aは300円上がることが期待されていて、Bは50%上がることが期待される。どちらの銘柄を選択しますか?
みたいなやつ。

良く吟味していけば、即トレードにプラスになるだろうと思った。

損ギリを伴うような場面ではサンクスコストを意識する人は少なくないと思う。この本ではサンクスコストで悩まないための解決策としてそれを利益に換算することを薦めている。

損をしている状況において、今後さらに不安なまま過ごすかお金を払って安心してしまうか。安心するためにはお金をいくら払っても良いと考えるのだそうだ。

不安を解消するときに取るある行動はみんかぶを徘徊していても見られる。それは「寝る」ことだ。結果、上がってたら良いのだが下がっていればたまったものではない。自分も経験はある。みんなするんだなぁって思った。自分はよくないと思うし一回失敗したときにやめると誓った。

他にも色々とためになることが書かれていた。
株においては合理的であることが最低条件であると思う。一般的な人間の中にある非合理性を知っておくことは決して無駄ではないだろう。

人間は非合理的に動くので、努力して合理的に動く必要がある。それが株で必要な自分に勝つということなのかもしれない。
6件のコメントがあります
1~6件 / 全6件
こんにちわ島次郎さん

感情で動いたミスプライスを捉えれるようになりたいです。
島次郎さん
経済も相場も80%は感情で動くと思います。
こんにちわE&Mさん

> ・評価益になるとすぐ利食い:小幅益

やってしまうこと多々あります。
テクニカルの場合、多くの過去のパターンを頭に叩き込むことで上下どちらに動くか大雑把な確率をたたきだせる位のことが必要に感じました。自分の非合理な行動を抑えるにはやはり、ルールを作り、しっかりと数字を参考に合理的行動を取ることが必要なのだろうと。
こんにちわ、ドル円さん

基本って大切ですよね。自分は基本をおろそかにしがちな人間だと自覚はあるのですが、なかなか思うようには動けません。ふと思うのは株における基本ってなんなんでしょう。。。?人によって意見が割れるような気がします。

>最低限の自分に合ったルールを持ち、行き当たりバッタリは辞めにした方がよさそうです。

そうですよね。
ルールは非合理的な自分を認めてるからこそ必要なのだとこの本を読んで強く思いました。
(退会済み)
変ないい方ですけど。

・勝つのが最優先
 ・勝ったらそれをパターン化する
・勝ちパターンに乗ったら利益を増やす
 ・失敗は即刻切る
のがいいみたいですね。

最悪なのが
・負けを認めない:ロスカットしない
 ・だから資金が寝る
・評価益になるとすぐ利食い:小幅益
(退会済み)
足跡たどってきましたが、似たようなことに興味持ってる人は
けっこういるようですね。

トレードはゴルフ初心者とも似ているような気がします。

ゴルフも遠くに飛ばそうとか当てようとか考えて、力が入ってしまうと、
うまくいかないと言われていて、最初はテキトウに練習積むよりも、徹底的に基本的なフォームを叩き込んでから個性を出した方がいいみたいです。ボーリングもそうなのかな。

なかなか、誰でも稼げるなんてうまい方法は見つかりませんし、
稼いでる人にも非合理的なクセがあるみたいですが、
最低限の自分に合ったルールを持ち、行き当たりバッタリは辞めに
した方がよさそうです。
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