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窓
株価がある日突然跳ね上がったり、急落したりすることはよくありますよね。
前日の高値よりも高い値段で、あるいは前日の安値よりも安い値段で一日の取引を終えるとギャップができてそれを窓と呼んでいます。新規に仕込みを考えているとき、このような場合はそれに乗っていくべきでしょうかあるいは見送るべきでしょうか。
私は自作のエクセルプログラムで自動売買のアルゴリズムを数年に亘っていろいろ検討しております。たとえば買いのサインが出たとき、成り行きで買うべきか一定のルールに基づく指値買いをした方がいいでしょうか。窓の対処の仕方の問題はこの成り行きか指値かという問題と基本的に同じです。統計的な結論を先にいうと順張り投資の場合窓開きには成り行きで乗っていった方が圧倒的に成績はあがります。これは窓は長期トレンドの始まりとなることが多いからです。
ただ寄り付きに時間が掛かって気配値が切り上がったり(下がったり)している銘柄に飛び乗るのは勇気が要ります。また、NY市場が大幅高などで日本の市場でも大幅高で始まるときなどは一度高く寄り付いた後多少戻すことはよくあります。この戻りを買うにはデイトレの感覚でトレイリングストップの技術が要りますし、朝一の値動きの激しいときはトレイリングストップも実質的には使えません。そもそもデイトレのためにはザラ場を見ている必要があります。やはり普通のスゥイングトレードでは逆指値成り行き注文がベストでしょう。設定さえしてしまえば後は勇気もなにも要りません。損切りでは指値では損切りできなくなる恐れもありますので、成り行き注文は必須です。
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