今日は寝坊をしてしまいましたので、2段構えのご報告になってしまいました。米国マーケットの動向です。
7月の耐久財受注や新築住宅販売の数字が弱かったため、前日の中古住宅販売ショックに引き続いて、10時半過ぎには102ドル安をつけたダウ平均株価ですが、その後は回復基調が鮮明になり、19.61ドル、0.20%高で終了しました。(「弱い経済指標が続く:米国株式市場」)
住宅関連銘柄の回復が顕著でした。前日に悪い話を織り込んでしまったということもあるようです。前年同期の大幅赤字から黒字に転化したトール・ブラザーズが5.81%の急騰を見せました。
ホームデポも1.98%高と堅調さが目立ちました。
ハイテクセクターも好調でした。代表的なハイテク指標であるSOX指数(フィラデルフィア半導体指数)が0.97%上昇しましたが、日中の着実な上昇が目を引きます。
大きく上昇して始まったVIX指数は、その後急速に下落して、投資家のセンチメントが改善したことを示唆しています。投資家のリスク許容度が高まり、リスクマネーが商品市場に流れ込んだと見られます。原油価格が1.24%と大きく上昇し、金価格も0.63%上げました。
このような米国株式市場の動きを背景に、CMEの日経先物価格(円ベース)も上昇して8,910円をつけています。
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