何処の世の中にも余計な事を言ってしくじる人はいますが…
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0825&f=business_0825_198.shtml
”25日の東京株式市場で指数は4日続落し連日の年初来安値更新。前日の海外外為市場で、一時1ドル=83円台と15年ぶり、1ユーロ=105円台と9年ぶりの円高に進んだほか、現地24日の米国株安など世界的な株安連鎖が売り材料となり、寄り付き段階から安値更新。後場に入り、首相発言をきっかけにジリ安基調をたどり、下げ幅を拡大した。大引けの日経平均株価は前日比149.75円安の8845.39円。TOPIX(東証株価指数)も連日の新安値。一時は前日比187.73円安の8807.41円と8800円割れ寸前まで下げる場面があった。全面安。東証1部の売買代金上位30傑全銘柄が下落。出来高上位30傑中28銘柄が下落した。新安値銘柄は387に達した。
現地24日の海外市場で円は対ドルで83円58銭と、1995年6月以来、15年2カ月ぶりの円高となり、円は対ユーロでも一時1ユーロ=105円44銭と、2001年9月以来、約9年ぶりの高値をつけたのが、きょうの日本株の下げのきっかけだが、後場の一段安につながったのは首相発言。後場寄り直後には公的資金の買い観測などから下げ幅を縮小して始まったが、その後、菅首相、仙谷官房長官、野田財務相の会談が行われ、菅首相が円高について「そう遠くないうちにちゃんと対応する」との旨の内容を発言したことが伝わると、先物売りにつながった。「そう遠くないうち=即時ではない」と判断され、円高継続観測から日本株安の材料になるとの見方が強まった。
朝方は、円高に対する野田財務相の「必要な時には適切な措置を取る」と発言したことが伝わったほか、日銀臨時会合での検討内容などが一部で伝えられ、円が弱含んだことが株価を下支えする場面があったが、野田財務相の発言はかつての通貨当局者が介入実施前にしばしば行った常套句で、市場の一部では「口先介入」と受け止められている。また、日銀が追加的な金融緩和策の検討に着手したことが伝えられているが、年0.1%の固定金利で民間金融機関に3カ月間の資金を供給している新型オペレーション(公開市場操作)拡充案のほか、現在20兆円の目標残高の30兆円への増額、期間を3カ月から6カ月に延長することなどが選択肢となると伝えられている。
ただ、実際には政府・日銀が政策対応に踏み切っていないため、買いが入りにくい。首相の「そう遠くないうちに」発言が、即効性のある政策対応は期待できないとの市場の失望につながった。関係筋によれば、白川日銀総裁は週末に海外出張予定の模様で、週明けまでは日銀臨時会合は開かれない可能性が高い。
また、米国株の一時1万ドル割れに続いて、日経平均株価が安値更新しているほか上海総合指数が軟調となるなどアジア市場でも株安連鎖が止まっておらず、なお先行きは不透明。日本時間の今晩の米国市場での株式や為替の動きを見ないと、政府・日銀の政策対応が世界的にどのように評価されているか見えにくいという側面もある。 ”
口先介入すら満足に出来ない首相って…。
…民主党の、お陰で日本経済は滅茶苦茶です。
本当にやらなければいけない事をやらないで余計な事しかしない。
困ったもんですね。