siozukeeeeeeさんのブログ

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私が今朝、最も注目したニュースはこれだ!

ブリッジレポート更新!

私の注目銘柄「2402 アマナホールディングス」(http://amana.jp/)に対する、ブリッジレポートが更新されておりましたね!

http://www.bridge-salon.jp/report_bridge/archives/2010/08/100817_2402.html

いつもながら、その明確なレポートには感心するばかりであります。
定性的・定量的な両面からわかりやすく解説するレポートは、企業分析の教科書のような出来栄えであります。

個人的にはストックフォト販売の見通しについては、少し甘いのではないかと思わざるを得ませんが、来期営業利益が10億円を越えてくるのではないかという見通しは、私も十分可能性を感じるところであります。
ただ、それも今期きちんと目標達成した上での話であります。
目標を達成する力は、意志の力が必要であります。
これがまた多少届かなくても大勢には影響がないだろうという、気の緩みが出てきますと、これは時間の経過とともに来期には増幅されて影響を与えてしまうものですので、注意が必要だと思うのであります。

アマナHDのビジネスモデルは、私から見てもかなり高度なものでありまして、私はいよいよその最終形態への進化を取り組む時期になってきたのではないかと考えるのであります。
一部レポートを抜粋であります。


今後の成長シナリオ -成長のゴール:Visual communication expertsへ-

成長のゴールを「Visual communication experts」とし、広告代理店等のプロマーケット及び一般企業のコーポレートマーケットを対象にした「VisualのSolution(素材の提供)」から、コンシューマーマーケットをも視野に入れた「Visual communicationのSolution(素材+コンテンツの提供)」へ対象顧客と事業領域を広げていく考え。
中期的には、クロスメディア対応を強化しコーポレートマーケットの開拓を進めると共に、制作ワークフローの合理化と強化によりコンシューマーマーケットに対応しうるローコストオペレーションの確立に取り組む。長期的には、プロ、コープレート、及びコンシューマーといったマーケット毎の営業体制を更に強化し、それぞれのマーケットの深耕を図る。


とのことでありまして、特にストックフォト販売の分野では、成長を続けるにはこのコンシューマーマーケットの開拓が、避けては通れないものになっていると、私も感じるのであります。
社会的なワークフローの削減を、アマナイメージズの使命にする時期は、すでに来ているのであります。
私は一株主として、GOサインを出したいと思います!

そして私はアマナHDの課題として、もう一つ大きな問題点があると考えるのであります。
それはビジネスモデルが高度化し、最終形態に近づきつつあるのに、企業規模の拡大がほとんど出来ていない点であります。

株式の掲示板でも指摘されていることがありますね。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=FN&action=m&board=1002402&tid=2402&sid=1002402&mid=18842

企業規模の拡大によるメリットの習得態勢が不十分なために、常に新規参入に怯え続けることになっているのであります。
ストックフォトではベンチャーに市場を荒らされました。
広告の企画制作でも、媒体を代理店に握られているとは言え、ウェブ制作の分野でも依然としてビジュアル制作の様なダイレクトクライアント獲得の話は聞くことができません。
それは依然として競争力が圧倒的ではないからであります!
例えば自動車や電化製品のメーカーに、国内で新規参入しようという企業がありますか?
ありませんね。
それは新規参入するにしても、すでに大手企業の販売量が圧倒的で量産化が出来ていますので、コスト面で勝負にならないからであります。
新興国という新しいマーケットにおいては、その国の政府による規制が出来ますのでベンチャーも生まれますが、日本においてはもはや現行のメーカーに死角はないと言っても過言ではないでしょう。
アマナHDは、まだ量産化という段階には達しておりません。
広告制作という商品は、量産化や企業規模の拡大によるメリットの習得が難しいものであります。
しかしながら、まったく出来ないものでもございません。
例えば「スタジオ++」(http://amana.jp/company/studio/)などは、その成功例の一例であります。
このような投資の成功によって、半永久的な競争力の差を競合他社に対して保有することが出来るのであります。

来期は営業利益10億越えという話も出てきております。
当然、その利益をどう使うのかという話も沸いてくることと思います。
借入金の返済は依然ございますが、当然増配への要求も大きくなってくると思います。
確かにアマナHDの配当は、企業規模に比べて少な過ぎるという印象を、私も持っております。
ですから増配(中間配当の復活)も来期以降は考慮すべきこととは思いますが、一番の用途としては、やはり「量産化や企業規模の拡大によるメリットの習得のための投資」をお願いしたいのであります!
画像管理・画像共有サービス(http://amana.jp/#/service/communication_tool)、情報セキュリティーの強化(http://amana.jp/#/security)、そして「スタジオ++」に続く未来への投資を、そろそろ本格的に検討し公開する時期が来たと、私はアマナHDの経営陣に強く催促するのであります(笑)
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