ポイント
ダウ平均株価がほぼ横ばいで終えたのに対して、日経平均株価は多少下げて始まりそうです。9,135円程度を想定しています。ドル円が前日に比べて円高水準にあることが重石になりそうです。ただし、一段の円高への振れは止まっており、円安方向への動きも見せているので、ザラバは堅調気味な展開を期待しています。
米国マーケットの動向
スタート直後に93ドル安まで下げ幅を拡大したダウ平均株価ですが、すぐに切り返して12時30分ごろには30ドル高となりました。その調整の動きも見せたのですが、1.14ドル、0.01%安と、ほぼ先週金曜日の終値に対して横ばいで終えました。
日本のGDPが弱く、8月のニューヨーク連銀製造業景気指数がコンセンサスを下回ったこともあって、警戒気味なスタートでしたが、すぐに落ち着きを取り戻しました。
テキサス・インスツルメンツが1.03%上昇しており、ハイテク・セクターに反発の動きが見えました。
一方で、ウェルズ・ファーゴが0.62%下落するなど、金融株に弱いものが目立ちました。
全体としての基調は決して悪くなかったようです。VIX指数が0.53%ほど下げています。
今日の日経平均株価は?
CMEの日経先物価格(円ベース)9,135円を、今日の日経平均株価の寄り付きの一応のメドとしています。
ただし、前日に比べてドル円が円高方向に振れていますので、多少上値が抑えられる可能性もありそうです。
しかしながら、一段の円高への動きは止まっており、ドル円5分足で見ると円安への戻りも見せています。
このため、ザラバは堅調気味な展開になることを期待しています。
今日は重要な経済指標の発表は予定されていませんので、国内要因のマーケットへの影響はないだろうと見ています。
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