真木よう子が日本髪が似合ってるのも驚きました。
でも、今日の放送は…
武器商人と結託して、
日本人どおしで殺し合いするのを前提に倒幕運動を進めるくだりが…
終戦記念日で、世界から戦争なくそう、って番組をいっぱい見た後だったから、
何か釈然としないものを感じてしまいました。
「やらなければ、やられてしまう」 そういう時代背景なのは分かっていますが…
それを言い出すと、全ての戦争は正当化が可能です。
桂さんや西郷さんを説得して和平させ、
秘密裏に武器を買い付けるだけの企画力や行動力があるのなら、
なぜ、恩師である勝海舟を助けたり、松平春嶽公や山内容堂公を動かして、
内戦無しで日本を変えるというチャレンジをしなかったのか。
海軍操練所でさんざんお世話になったのだから、
もう一度海軍を作る事を粘り強く進め、富国強兵に努めれば、
別に外国からの侵略なんて受けなかったんじゃないかと思います。
そもそも、外国とは条約をもって開国した幕府と、
「異人は追い出せ」と言って暴れ始めた攘夷派のどちらに大義があるのかを考えると、
長州はわがまま言い過ぎだと思います。
土佐勤王党も「目的のためなら手段を選ばず」で暗殺を多用してましたし…
龍馬伝は面白いけど、
明治維新（特に戊辰戦争）を美化しすぎるのは、どうも好きになれません。
