イオンは、レジ袋の売上金の一部で、約1万5千トンの二酸化炭素(CO2)国内排出権を購入したそうです。
CO2排出権取引の一種である国内クレジット制度を活用し、4日に購入したそうで、同制度での一企業の購入規模としては国内最大だそうです。
国内クレジット制度は、CO2排出枠を国内の中小企業や農業にも適用した仕組みだそうです。
イオンは2007年1月から、京都市内の店舗を皮切りにレジ袋の無料配布を中止し、現在はジャスコやサティなど全国739店で、レジ袋の希望者に1枚5円で販売しているそうです。
今回の購入費用は、2009年度のレジ袋の販売枚数約4千4百万枚の収益金約1億2千万円のうち、4千万円弱を充てたそうです。
同社は2008年3月、2012年度のCO2総排出量を2006年度比-185万トンにすると発表し、昨年度までに-103万トンを達成しているそうです。
有料化されたレジ袋もこういった使われ方をするなら納得感はありますね。
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