日本政府が中国人に対する個人観光ビザの発給要件を緩和したことを受け、化粧品各社が観光客の獲得に力を入れているようです。
ノエビアは、中国の上海万博会場や旅行会社で無料配布されている観光案内誌「珍遊日本」に今秋から広告を掲載するそうです。
国内主要店舗に加え、上海で運営する3店舗も取り上げ、観光客の誘導だけでなく現地での認知度向上も狙っているようです。
コーセーは、総合スーパーなどで販売する高級ブランド「インフィニティ」について、商品の使用法などを記した中国語の説明書を7月から販売カウンターに置き始めたそうです。
来年3月に中国でも売り出すため、事前に浸透させる狙いがあるようです。
資生堂は全日本空輸が7~9月に開催する上海-東京のツアーで、銀座の資生堂本社を訪れメーク法などを学ぶオプションを一部提供しているそうです。
日本の化粧品は土産物として人気が高く、数万円分をまとめ買いする例もみられるそうです。
各社は急拡大する中国市場への依存を深めているが、国内でも中国頼みの傾向が強まるようです。
化粧品も中国頼みになってくるんでしょうかね。