SiGe夫さんのブログ
ブログ
不思議な一週間でした
こんにちは。暑い日がつづきますね~。
毎週のようにこの言葉が出ています。
K'sの勢いがスゴイですね~。
期待値は高く感じていましたが、数字に反映されるまでもう少し時間がかかると思ってました。
木曜日、なんかしらないけどゼンショーが50円安になってた。
当時の手持ち取得価額を割っていたし、四半期決算の結果もおかしな様子はなかったので、急いで注文を出してからIRを調べてみたところ、小口株主向けの優待が悪くなったようだ。
単元もちの人にとっては年間で約4000円分の優待減となる。
ただ、配当自体はまともに出ているのでそのうち元に戻るだろうと思っていたら、案の定、若干のマイナスは出たものの、下に長い糸が出ていただけでその日のうちに戻っていた。
今回の売り数=優待目当て、ということになる。
逆に買い数は、ゼンショーへの期待値をある程度反映していると考えてもいいだろう。
そう考えると、なかなか興味深いデータだ。
青山がさえない。
第一4半期は赤字決済となってしまった。決算書の内容も今後の戦略などには触れていないのでちょっと心配だがしばらく様子を見てみよう。下げが続くようなら頃合をみて買い足してもいいかなと思っている。
キャノンは優等生だ。しばらくはほったらかしでも勝手に稼いでくれるだろう。
ニトリはまたも今日から値下げを実施する。円高の優位性を実にうまく使っていて商売上手だ。まさにお値段以上!。
近くに店舗があるので後で様子を見に行ってみよう。
株価は上がったり下がったりしながら平行線を取っているように見えるが、5~6月のバカ上がりを見なかったことにすれば、堅調に上向いているので心配ないだろう。
キャノンがエリートビジネスマン&エンジニアなら、ニトリは何でもできる、世渡り上手で気さくな努力家という感じを受ける。
世の中にはあまりいないタイプだが、会社にとっても、社員にとっても、とってもありがたい人材だろう。
それにしても株というのは不思議な商品だ。
企業から発行された株式は、全て売れた(現金化)時点で企業の手を離れる。
その後の売買は、投資家間で行われるだけでいくらで売れたところで企業に金銭的なフィードバックない(ま、一部例外もありそうだが)。
この状態は、中古のゲームや古本がブックオフ消費者間でグルグルと売買されているのと同じだ。
出版社やゲームメーカーには1円の得にもならない。
だからメーカーは、コンビニ本や、Best版といった廉価版を自らだすことで中古品の流通に歯止めをかけようとする。
が、株式にいたってはそれがない。
そもそも、株価を決めている要素は一体なんなのだろうか。
それはモチロン、企業の利益に他ならない。
ただここでひとつの疑問が出てくる。企業の利益は、基本、「株主への配当」という形でしかフィードバックされないが、今ガチンコで株をやっている投資家が、株主配当というものを目当てにしているとは到底思えない。
株主優待というものもあるが、銘柄の絶対数が限られているので、相場全体の支配的要因とはいえないだろう(それでもゼンショーの例は興味深いデータだが)。
結局何が言いたいのかというと、「株式」というものの先には、配当、優待、というリターンや商品があるにもかかわらず、株の市場性は、「株式」の時点で完結している。
そして、売買の対象となる「株式」というものの根本にあるものが「有形資産」なのか「無形資産」なのか、それ以外の何かなのか、全くわからない。
株はギャンブル、とよく言われるが、株がギャンブルたる所以は、このような理由だからではないだろうか。例えば、金やプラチナを買うことは投資といわれることはあってもギャンブルといわれることはない。
しかしながらギャンブルには2つある。
1つは競馬のように、買い手側にとって「イカサマ」の余地が全くない(はず)のギャンブル。
もう1つは、スロットやカジノのポーカーやルーレットのように、必勝法、あるいは手段を選ばなければ100%勝つ方法がある、「ゴト」つまりは「イカサマ」の余地があるギャンブルだ(もちろんバレたらただでは済まないが)。
私は株は後者に属するギャンブルだと思っている。
そして、今抱えている疑問が紐解ければ、必勝法への取っ掛かりになるとも考えている・・・、などと大層なことを書いているつもりだが、本音をいうと、ついつい知的好奇心が頭をもたげて脱線している、という理系の悪い癖です。
でも商売をやっている身分としては、何を売り買いしているのかがはっきりしない、不思議な世界だと思います。それが面白い。
とゆ~ことで今日の日記はこれまでです。
ご清聴ありがとうございました~。
PS. それにしてもいっつも私の日記は長いなぁ。もう少し簡潔にかけるといいのに、と常々感じます。
答えを書いてしまわずに人にコメさせる様に持って行けばいいと思います。
そうなるまで大分苦労はしましたが…
わたしも、よく
「株価って結局、何?」
なんて思ったりします。
別に株価が上がったからといって、
その企業が得するとすれば、
・新株発行などの資本調達
・身売り
・銀行からの融資
くらいなもので、ある程度安定した企業だとあまり関係ないんですよね。
あとは社員の持ち株制度があることろなんかは
社員に還元があるにはありますど。
で、株主の取ってみれば、
配当や優待のインカムゲインが良くならない限り
本来は株価って変わらないはず。
ところが、ここからよくわからなくなってくるのは
その企業の将来価値というNPV的な考え方で、
NPV/総発行株式数=株価
みたいな考え方。
こう考えると、業績が上向いたり、好IRが出たりすると、
NPVが上がるので株価が上がる。
・・・って、そりゃ、わかるけど
取ってつけたような理屈にしか思えませんね。
でも、このルールに則ったゲームが相場であって、
結局は参加者がお互いの財布の中身をとりっこしてるだけ。
参加者全体をひとまとめにグロスで見れば、
中でお金が移動してるだけ。
『投資』とか言うとハイレベルな世界のような言葉の響きがありますが、
実は気分屋さんの集団のような気も・・・。
御自分の日記なのですから、短くても長くても、どちらでもいいと思います。あまり、気にせず、書かれたらよろしいと思いますよ。
自分が書く日記の長短は、その日記に対して何を求めるのかの違いの表れだと私は思います。自分の想いを書き綴れば、長くなって当然ですし、なにがしかの明快な記録を残すとかなら、当然、短くなります。
ただ、誰かに聞いて欲しい、読んでほしいという場合には、短く書いた方がいいですね。最初に、聞きたい内容、自分がしたい主張(結論)を述べるのが第一で、その後に、理由を述べるという書き方をしないと、人は聞いてくれません。
みん株に参加している人は優しい人が多いので、注意深く読んでくれる方が多いと思いますが、それでも、やはり限度はあるでしょう。長々かくと、本来、書きたい主張からストーリーがずれていってしまうという場合が多々あるので、そうするとコメントももらいずらくなります。
結局、株価が高いだの安いだの考えたって、市場が決める事で、一般的に割高/割安なんか評価されても、完全に無視される事の多い事。
(笑)
プロでない限り、
山本山のノリと経験です。
ダメですか。
(^_^;)
>答えを書いてしまわずに人にコメさせる様に持って行けばいいと思います。
それについては殿下の日記は見事すぎるお手本ですね(笑)。
頭の中で、色々な何かを考えずにはいられなくなってしまいます。
>ただ、誰かに聞いて欲しい、読んでほしいという場合には、短く書いた方がいいですね。
>最初に、聞きたい内容、自分がしたい主張(結論)を述べるのが第一で、
>その後に、理由を述べるという書き方をしないと、人は聞いてくれません。
ま~私の日記はご覧のとおり、ボヤキ(?)やおしゃべりみたいなところがありまして。
会社ではおっしゃるとおりの報告、プレゼンを心がけているのですが、いかんせん私、根っこの部分が正反対なものですから、会社で吐き出せなかった言葉がこっちでダダ漏れしちゃっているみたいです(笑)。
てなわけで私の茶飲み話に付き合ってくれる2ちゃんねるさんには、いつも感謝しております。
>でも、このルールに則ったゲームが相場であって、
>結局は参加者がお互いの財布の中身をとりっこしてるだけ。
>参加者全体をひとまとめにグロスで見れば、
>中でお金が移動してるだけ。
そーゆー意味では「なんでも鑑定団」に出てくる美術品やお宝みたいなものかも知れませんね。
ある程度価値が決まっているものもあれば、価値が安定しないものもあって、騙し騙されは当たり前の自己責任で、の世界ですから(笑)。
ですよね~。
みんかぶの「予想株価」を見ていると、「え~ホントに~?」ってことが多いですから。
結局
>株価が高いだの安いだの考えたって、市場が決める事で、一般的に割高/割安なんか
>評価されても、完全に無視される事の多い事。
なのでしょうね。