NYダウは切り返し、小幅安で終えたものの、円高を嫌気し、日経は下げ幅が100円になっている。
来週のFOMCで追加緩和を期待しての買い支えであるが、これはドルに対してはネガティブであり、NYダウは上昇したとしても為替は円高にむかうと予想できる。
もし追加緩和がなかったとしてもそれはそれでNYダウにネガティブであり、いずれにしても日経には下方向の圧力がかかるという思惑で日経だけ下げているよう。
FOMC通過までは輸出関連は買えないだろう。内需関連の物色になるのではないか。
NTTは好決算であり、内需なため、今日、買われている。
外国人は毎日のように大量に買い越しているが、おそらくFOMCで日経は上昇に転じるとみているのだろう。
しかし今回は、この外国人の買いは、日経にたいして、FOMC後の売り圧力になるのではないかと思う。
9月が下落相場になれば、8月中旬から9月の中旬か末くらいまで下落が続くことになる。9月のSQは意外な下値で決まることがあるかもしれない。
本日の予想レンジは9450-9600。
雇用統計の警戒感が台頭し、上値は重いだろう。
昨日の決算銘柄で好決算でもNTT以外はほぼ売られている。
今日はNTTに資金が向かいそうだ。
雇用統計通過で安心感でると思っていたが、市場は、雇用統計よりも、追加緩和に期待がかかるFOMCに関心があるようだ。
FOMCまではドル安は続きそう。ということはポンドルもユーロドルも、高値トライがもういちどあるかもしれない。チャートは完全に売りだが、売り一辺倒の目線は注意。
年に何度あるかわからないNTTの大幅高。
注目しているUSENが薄商いも、再び60円トライ。
平均単価56.5円で少量持っているが、この地合いでも29日の材料で利食いする気がしなかった。というか、何かのきっかけで大幅高するときまでホールドかも。
東証2部のさいか屋もあまりにも放置されているのでホールド。さいか屋は取得価格を下回り中なので詳細非公開。
両者売り目標は100円超え。
セイクレストは28日の高値つかみの損切りの流れが一巡したようだ大幅高。
昨日の後場も買われるところがあった。資金ショート懸念が多少あるため、持ち越ししない人が多いと思う。
綺麗に日足の下値支持線で跳ね返った。昨日の後場の売買くらいから、システム的な売買が目立っていたので反発がありそうな気がしていた。
不動産株物色の中、仕手系の不動産株も軒並み大幅高。サンシティなど。
理想科学が引き続き大幅高。決算翌日が900円割れで寄り付いたのが信じられない。1083円まで上昇。
日経大幅安を修正で下げ幅消す。中国、香港が堅調で買い戻し。
しかし新興市場、小型株には無関心。
日経先物はプラテンした。
円高が進行しているが日銀による介入が少しづつ警戒されている。
ドル円は83円台があるかもしれないが、86円以下での深追いは危険なようだ。
逆に84円、83円が一時的に見られた場合、日銀さんに期待して長期ホールドしてみるのもおもしろいかもしれない。
金利が1%を割れる国債は、まさにバブル。外国人の大量の買い越しは国債を売って株を買っているのかもしれない。
長期国債先物の日足がダイバージェンスしており、直近で調整ムードをうかがわせる。
前場引けの日経をはめ込むかのように中国、香港はマイテン。
日経は前場から後場に持ち越すのにも高リスクになりつつある。
東証などの昼休み撤廃はぜひともやってもらいたい。
中国香港は昼休みに下値を試したあとはまた高値圏へ。動きが激しい。
海外市場でも雇用統計はたいして警戒されていないようだ。手仕舞いどころか買いが優勢になりつつある。
香港市場は安値を試したあと、高値更新。
雇用統計悪化より、FOMCへの期待感のほうが強いのか。ショートポジションは、利確&損切りをせまられている。
警戒感が薄れた雇用統計も怖いし、様子見としよう。
ちなみに昨日のNYダウの売りポジは枚数を減らしたものの逆指値をおいて放置中。
なんとなく狩られる気がしてきた。やはり揺さぶりで冷静でいられるのはヒゲの良ポジだ。
もし万が一、雇用統計で上反応だった場合、日経はおそらく高値抜けのGUをすると思う。雇用統計でポジるにしても時間外でも売買できるポジにしたい。
完全に下目線だったが、目線をニュートラルに修正。
USENは58、59の買いがおそらく60~62の売りに並びだしているので一度下振りがあるかも。
世界の株価は高値追い。雇用統計への警戒感はどこへやら。買い一辺倒の様相。
ゴールドマンサックスは今日の後場の高値付近で、高値のコールを大量に処分している模様。
FOMCの追加緩和に期待させておいて、雇用統計で買いを牽制して上と予想。
雇用統計前でもリスク回避的な売りがでない。むしろ押したら、買っている。
21:30
この楽観ムードはかなり危険だと思っていたが、7月非農業部門雇用者数(前月比)、結果は-13.1万人と予想をはるかに上回る悪化となった。
欧米の株価指数、日経先物は急落。
チャート的に崩れてしまった。ここからチャートを描きなおすのはまた苦労するだろう。
ドルストレートはドル売り加速により高値更新。
ドル円も安値更新。
雇用統計の結果を受けて急落したもののほぼ全戻し。底堅さが見えたのでショートポジションはすべてクローズ。
ドル売りの流れとなっており、NYダウには恩恵があるが、日経にはプラスに働くかは微妙なところ。
ユーロドルは1.33を上回ってきた。
NYダウはリバウンド後、再び底値探りで下値割れ。需給的にもショートがたまりにたまっていたためのリバウンドだったようだ。
NYダウは完全にチャートを崩す。