米国の週間ベース新規失業保険申請件数は47万9千件と、コンセンサスの45万5千件を上回りました。
この数字を受けて、僅かな上昇で推移していたGLOBEXのダウ先物価格が30ドル安となっています。
ドル円もドル安円高に振れました。ただし、落ち着きを見せているようです。
前日のADP社による7月の全国雇用者数がコンセンサスを上回ったことから、6日に発表される7月の雇用統計に対する期待が高まっていたのですが、この指標が冷水を浴びせた形です。
マーケットは、ADP社の数字と雇用統計の動きが必ずしも連動するわけではないことを知っていますので、この新規失業保険申請件数がかなり重要なポイントになっていました。
もし、この指標が良ければかなり強い上昇ドライブがマーケットにかかった可能性があります。
この新規失業保険申請件数が、もうすぐ始まるマーケットにどう影響するかは難しいところですが、前日の楽観的な見方の反動もありますから、かなりの重石になりそうだと考えています。
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