日経は円高を嫌い大幅安

NYダウは小幅安で帰ってきたものの、日経平均はドル円の円高進行を嫌気して大幅安。ただ、昨日の円高ももっと一気に崩れるような動きをするかと思ったが、レバレッジ規制など狩られやすいポジションが減ったためか、円高も緩やかに進んだ。
ドル売り地合いは雇用統計を過ぎるまでは続くと見られる。

本日の予想レンジは9500-9700。
日経は崩れてしまい世界の株価とは乖離した、円高に反応しやすい独特な動きになっている。

9:24
ドル円は再び、安値を更新。

しかしこんな円高確定ムードで外国人が大量に買い越している意味が謎である。

日経とダウの乖離が1100ポイントを突破。いかに日本が買われないかの象徴。

今日は、どの銘柄も買いの指値が引っ込む形に。
成り行きで投げられ、一時的に大幅安になっている銘柄も。
フル板情報を見ても売りつける相手がいないようだ。
新興市場においてはちょっと投げようものならS安もの。

理想科学も普通の地合いならS高ものの業績だが、寄り付き後上に振ったあとは利益確定におされてしまっている。
しかも自社株買いで50万株の買い需要発生&自社株消却。地合いが落ち着けば、どう考えても買い。

雇用統計で84.80を下抜けする準備をしているとも取れるし、雇用統計が悪いのを織り込んでいるともとれるので安易にポジションは傾けられない。

ドル円がすっかり85円で安定してしまった。
買うなら84.8まで落ちることを想定しておかなければならない。
チャートをみているとドルストレートがそろそろ天井感、ドル円が底値圏という感じがするが、ファンダメンタルを考えるとドルに対してロングはできない。
しっぽはくれてやって雇用統計で反発が見られれば、ドル買いに向かっても十分だろう。
最終的には2009年の1月と11月で引ける下値ラインで83円台前半だろう。
円高にも関わらず、相場の動きは極めて緩やか。
円高メリットや好業績銘柄は落ち着いて買われている。

豪指標が予想よりよかったことが円高を食い止めている。

午前中ごろに国債の利回りが1.000%を割れた。7年ぶりの水準。
まさに国債バブル。2003年の6月の高値に並びつつある。

まだドル円は上値のロング糞ポジを切っていない様が糞ポジチェッカーから明らかに。
89円から86円割れまでの糞ポジがまだ大量に残っている。

ドル円が安値圏な上にドルストレートの勢いに若干陰りがでてきた。
ドルストレートが崩れだすとユーロ円、ポン円、豪円などのドル円以上の円高が懸念される。

しかしリスクという意味では、原油が高止まり。売り一辺倒というわけでもないよう。これから崩れる可能性もあるが。
雇用統計前に売りポジを作ろうとする動きが活発していると予想。

決算も来週で最終局面だが、株価が軟化してしまえば、買う材料が一切なくなる。
やはり8、9月相場は危険なのか。
外資系、国内勢証券とも、売り買いのポジションがかなり分かれていただけに下方向と定まると買い方がぶん投げはじめている。

こうなるのは昨日から、感じていたことだが、なぜ外国人は買い越すのか。
やはり理想科学は前場の高値を超えてきた。
しかし地合いが不安定。
レバレッジ規制のせいか、急激な円高の進行は起こっていない。

中国や香港市場は日本市場が引けたあとは買われる。
アジア株の足を引っ張っていたのが日本だということはあきらか。

ドル売りが落ち着きを見せ始め、ドル円は買われないものの、ドルストレートが軟化。
84.8をつけないまま底堅さを見せるのが気持ち悪いが、とりあえずドルストレートが調整に入るようだ。
今晩の指標のために先週から今までチャートを作っていたかのようだ。

ADP雇用統計を前に、ドルストレートは全戻し。さらに上値トライとなるのか。

ドル円はこの調子だと軟化したとしても84.8で止まると予想。むしろチャート的には上に行きそうな予感。
イベントでドル買い反発させるためのドル売りに思えてきた。しかし、あいかわらず、上値には巨大なロングポジションが残っている。

ドル円の明日付けの86.0コールが一時的に急騰し、8倍以上に。
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