金環食、不毛地帯

ロングサンさん
2010.8.3 いつも青春!てっちゃんの株式教室・相場師日記

http://www.tokiwa-kabu.com

日経平均    9694.01(+123.70)
TOPIX    859.18(+  8.49)
東証1部売買高概算  17億8671万株
同売買代金概算  1兆3599億円
同時価総額  291兆6367億円
値上り銘柄数 1153  (年初来)新高値  5
値下り銘柄数  387  (年初来)新安値 34
変わらず    118
騰落レシオ(25日)85.93%
サイコロ(日経平均)5勝7敗 ●●●●○○●○●●○○
カイリ率(日経平均)25日線比+2.34% 75日線比-2.77%
為替  1ドル  86.22  1ユーロ  113.52

株式市場は円高傾向にも負けず、海外高につれてじわじわと堅調に推移してますが、新安値銘柄数に象徴されるごとく、
全面高とまではいっていない。なかなか着火しないシケタ炭みたいだね、どこかで「燃え上がる」ヨ~。
まあ、ただ手前ミソですが、株式専門サイトとしての当欄の解説はまさに面目躍如、特に日経225先物を
やってる方はまちがいなく私のことを神様と思ってることでしょう。
全般の見通しは、おそらく当欄以上に的確な見通しを配信しているところはどこにも無い。
ミクシーはもちろん、第一生命の11万円の時点で「ここを買えば儲かります」という当欄配信記事をみて、
大胆なことを書くものだと仰天した株式メルマガ、ブログ担当者が少なくはない。
言うなれば、これが超古参のプライドですよ。
今、配信記事を書いてる多くの人の赤ちゃん、幼稚園、小学生のころから私は証券界にいるわけですからね。
み~~んな、「引退」してしまって、私の知ってる人はほとんどいない。
みんな、自宅の庭で草むしりでもしてるんでしょう。それとも施設? オイオイ。
北浜***さんとかは、記者時代のころからかなあ、昔からいらっしゃいましたねえ。
オバマ大統領も日本の民主党幹事長も40代、確かに世代交代ではあるのです。

昔話ついでに、寝苦しい夏の夜、映画の名作を見てる方も多いでしょう。
「金環食」「不毛地帯」、二晩続けて日本映画界を代表する文芸大作を見ました。
「金環食」は真ん中がマックロな太陽の輪が人間の腹黒さ、ドス黒い権勢欲の塊を象徴しています。
福井県の九頭竜川ダム工事をめぐっての昭和40年当時の汚職事件、政界の権力抗争が主題です。
超豪華27名の日本を代表するスターの大集合、まさに圧巻の超大作ですねえ。
「不毛地帯」は昭和33年当時、ある大商社が防衛庁に納入する次期戦闘機「ラッキード」を落札するまでの
権謀術数を描きます。これも超豪華、大スターのオンパレード、3時間の映画ですがちっとも退屈しない。
山崎豊子先生の原作がいいんですねえ。
血みどろな商社間の不毛な戦い。敗戦後、主人公(仲代達也)が抑留されたハバロフスクの原野も不毛な世界です。
ちなみに、家内の父親がシベリアで抑留生活を送ったのも映画と同じハバロフスクです。
映画のシーンのあのように森林を伐採し、豪雪の酷寒の中で仲間たちの多くが死んでいきました。
頑強な体力の義父は、自分のわずかな食べ物を仲間に分けてやったのだそうです。
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