田中化研が上げ幅を拡大・上方修正を好感

[agawaさん]

田中化学研究所（４０８０）が上げ幅を拡大している。業績予想の上方修正を好感する買いが優勢となっている。

同社は３０日引け後、第１四半期の決算（非連結）を発表すると同時に、中間期（第２四半期累計期間）・通期の業績予想を修正した。１１年３月通期の営業利益は５．６億円予想（前回予想５億円、前期４．４８億円）。純利益は４．２億円予想（前回予想３．８億円、前期３．８億円）。

主要原材料であるニッケル・コバルトの国際相場が予想を上回る水準で堅調に上昇したことに加え販売数量も堅調であったことから、売上高は予想を上回る見込み。戦略商品であるパソコンを中心とした民生分野のリチウムイオン電池向け三元系正極材料、及び乾電池型の市販用ニッケル水素電池向けなど同電池用正極材料に対する受注が予想を上回り、営業利益を押し上げた。

田中化研の株価は１３時１６分現在１２００円（△１２５円）。
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