もうすぐ、欧州銀行監督委員会(CEBS)が、20カ国91行のストレステストの結果を発表します。
発表を前に、米国株式市場は神経質な動きです。現在、ダウは10.97ドル高、ナスダックは4.87ポイント安となっています。
好決算が続いていることを考えれば、米国マーケットはもう少し高くてもおかしくない状況です。やはり、ストレステストが気になるようです。
決算と株価の動きは、おおむね次の通りです。
コンセンサス以上の決算→株高 (ダウ平均株価 +0・11%) ベライゾン +4.26% ハネウェル +2.53% フォード +3.56% アメリカン・エクスプレス +0.78%
コンセンサス以上の決算→株安 マクドナルド -2.45% マイクロソフト -0.83%
コンセンサスを下回る決算→株安 アマゾン・ドット・コム -7.25%
ストレステストについては、資本不足行は限定的というマスコミの観測に近いところなのでしょうが、満期まで保有する国債については、損失リスクがないものとする前提や、各国で状況の異なる不動産市場に尾対して、一律の不動産下落リスクを適用する可能性があるなどの問題点が指摘されています。
それをマーケットや為替がどのように織り込むのかに注目しています。
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