投資家は株を買う時、必ずその理由があります。
中には「他人が儲かると言ったので」という
理由もあると思いますが、大抵は「この銘柄は
成長率がいい、業績好調、自分が働いている業界」
など、何らかの決め手があり、それに比べて有望と
判断したから買っています。
しかし、数か月も経つとそのことを忘れてしまい、
株価が下がり損失が膨らんでいるという理由だけで
売ってしまう投資家が後を絶ちません。
投資でうまくやるためには、事前に自分なりの
ストーリーを考えて、それに対して将来性があり
今、割安と判断した銘柄を購入する。
将来の利益成長を先取りすることが株式投資の
目的であり醍醐味なのですが、損する恐怖や苛立ちが
それを上回ってしまいます。
これは人間の心理学上では当然の行為ですし、誰もが
そう行動します。
しかしこれでは何時まで経っても勝てる投資家には
なれませんし、逆に資産を増やしてきた著名な投資家
ほど狼狽売りは全くといえるほどしません。
そうならないために私が実行していることは、
株を購入する時、売る時に、その理由を先に
ノートに書くことをお薦めいたします。
購入する時は、何らかの購入する理由があったはずです。
しかし、売った後、その理由を忘れてしまっては
同じ失敗を何度も繰り返してしまいます。
特に相場というのは状況が違えど、何度も暴騰と暴落を
繰り返している歴史があります。
今後も同じことが続きますので、同じことを(株で損すること)
あなたが繰り返さないためにも書いておくことが肝心です。
記入することによって得られるメリットは
・同じ失敗を繰り返さない
・当初のストーリーから逸れた場合、すぐに手放せる
・経験が蓄積され、より洗練された投資家になれる
などがあります。
なぜ、この株を買ったのかを知れば、その株を手放した
答えもすぐにわかります。
私も最近2銘柄を手放しましたが、その理由としてノートに
記入したことは
「月次売上高は100%を超え伸びてはいるが、肝心の利益が
下がっている。つまり、安売り合戦の業界だった。
利益が伸びなければ下り坂の業界と判断、今後もその
傾向は続くと思った」。
と書きました。
どの銘柄かは秘密にしておきますが、売上は新店舗で
増やしていましたが、ライバル店との競争激化で利益は
逆に下落傾向、消費者の奪い合いとなっていました。
私は、この経験から、売上が伸びていても、競争他社が多すぎて
値下げ合戦やデフレ傾向の銘柄は購入対象から外すという
教訓が学べたわけです。
そして次からは、競合のない業界や独自の商品を販売
している会社を購入対象として、より重視することが
わかったわけです。
これが頭の中に書いたままならば、数日もすれば忘れ
相場の歴史と同じく、繰り返しになります。
そうならないためにも、銘柄を購入した理由、売った理由を
ノートに記入することを今後の投資生活に役立てるためにも
お薦めいたします。
http://saig.livedoor.biz/archives/1832684.html
1件のコメントがあります
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こんにちは、
私が買った理由は友人が来日して来るからです。
電話がありました。
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