斬!ザ・マーケット 2010/7/21 水曜日

坂本 大介さん
坂本 大介さん
前日の国内市場は連休中の米国市場が振るわなかったこと、円高の影響から輸出銘柄を中心とした売りが先行しました。上海市場の続伸や、円高基調が一段落したことから後場にかけて下げ幅を縮小しましたが、小幅続落、9300.46円で引けました。
米国市場では、寄り付き前のゴールドマンサックス決算の予想下回りが嫌気され、大幅に反落して寄り付きましたが、FRBの追加緩和政策への期待感や、建設許可件数が予想値を上回り、また全体的な値ごろ感から買いが集まり前日から75.53ドル上げて続伸。25日移動平均のサポートラインに戻した形となりました。
本日の国内市場は、円高基調の緩和や前日の米国市場の活況を受けて買いが先行し、25日移動平均の乖離を埋める方向で+100円程度戻す可能性は高いでしょう。
ただし、日米の今後の金融政策の様子を見つつ、円高への警戒感は取れないため、値動きは小幅となりそうです。
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