今週は日経反落となった相場。インテル、アルコアなど決算はよかったものの銀行株に対する懸念があるそうな。日経に引っ張る力は相変わらず無い。最終的に為替に振らされる展開となった。
為替
先週末ドル/円が7月安値を割り込む結果になってしまった。ユーロ/ドルやクロス円はそれほどの下落はなかったものの、やはりドル/円の動きに素直に反応させられてしまっている。
国内株
全体的に輸出株は売られざる得ない状況の中、特に機械株が弱く感じた。
ツガミを筆頭に7月安値を更新してしまった銘柄が多かった。個別銘柄ではりそな銀行や新生銀行などの下落も目立った。増資懸念などもあり格好の売り的にされてしまったようだ。買われた銘柄は一部の個別銘柄と輸出が買われた相場だったので上値を試す業種が特に無かった。医薬には一服感、アパレル系も落ち着いている。
買い先行
<7599>ガリバー 7/9上方修正
<3349>コスモス薬品 7/13決算&レーティング
来週の見通し
やはり為替の動きに伴っての米株がどういう反応をするかがキーポイントとなりそう。輸出株は安値付近でもみ合っている銘柄が多く、機械株が下げを先導する流れとなってしまうと買える要素が特に無い輸出銘柄は売り的になる可能性が高そうだ。となると、日経を押し下げる大きな要因となって再度下落トレンドを継続する流れに…。買いのリスクが高く感じられるので売りメインで狙いを絞りたい。
来週の注目株
買い先行
<4100>戸田工
<2753>あみやき
<2413>エムスリー
売り先行
<6103>オークマ
<6665>エルピーダ
<6146>ディスコ
<7241>フタバ産業
<1605>国際帝石
他多数あるが、来週の展開としては自分的な注目どころはこのへん。