日本への警告

ロングサンさん
2010.7.15 いつも青春!てっちゃんの株式教室・相場師日記   大引け

http://www.tokiwa-kabu.com

お昼に配信しましたようにFXでは「2倍」にするのも簡単だが、「ゼロ、すなわち破産」するのもカンタンだということです。
4勝1敗でも9勝1敗でも、その「1敗」で全財産を無くす人が少なくない。
「2倍、5倍、カンタン」こんな甘い言葉ばかり真に受けるのではなくて、損した人の話もちゃんと聞きなさいということです。
振り込めサギ、出会い系サイト、あなたの周囲はオイシイ話ばかり。
よく研究して、自己責任で自信の持てるときだけ出動するのなら「好結果」は出せます(業者は儲からない)。
年がら年中、売買してる人は「パチンコ狂」と同じで良い時の話しかしない。
休むときは休んで「仕手株」「優良株」をやる。225先物をやる。気分転換にもなる。
「あなたのお金を2倍に増やすのは簡単ですよ。FXなら、景気が悪くなっても稼ぐことができますよ」、よくある宣伝文句です。
今、ボックス圏でもたもたしている相場ですが、G20の世界同時緊縮政策を織り込みにいってるわけですし、
中国の不動産バブルがはじけて全世界が「失速」することを懸念しているわけです。
リーマン前の6~7割の水準にまで経済は復興してきているが、これは人為的なものではない。
つまり、買いの手が引っ込んでいるにもかかわらず「均衡」している点に着目しなければならない。
その答えは、時間の経過の後では、相場は上昇に転ずるということです。
波乱要因としては「日本の消費税問題」ですが、あくまでそれはエアーポケット、乱気流だということです。
急落は絶好の逆張り出動場面。明日の安いところを買って、来週の高いところを利益確定、そんな「小すくい」も可能。
以上のことを頭に入れて、日経225先物の作戦を組んで見ましょう。
中国4大商業銀行のひとつ中国農業銀行が本日、上海株式市場に人民元建て株式(A株)を新規上場。
初値は2.74元と、公募価格の2.68元を上回った。円高も波乱はあっても限定的。

日経平均    9685.53(-109.71)
TOPIX    856.60(- 14.13)
東証1部売買高概算  15億4695万株
同売買代金概算  1兆0668億円
同時価総額  290兆2772億円
値上り銘柄数  180  (年初来)新高値  4
値下り銘柄数 1423  (年初来)新安値 47
変わらず     70
騰落レシオ(25日)94.5%
サイコロ(日経平均)6勝6敗 
カイリ率(日経平均)25日線比+0.02% 75日線比-5.44%
為替  1ドル 88.11  1ユーロ   112.09

IMFから日本への警告が発せられました。
2011年度から段階的に消費税を上げるべきだという国際的な勧告です。「15%」にすべきだとのことです。
まあ、消費税が今のままでは国家経済が持たないというのは今や国民の多数意見であり多数認識であるわけですから、
来年度あたりから小刻みに引き上げるぶんには言われるほどの経済のマイナス影響は「軽微」だろうと思います。
むだを省く、隠し財源を捻出する、公務員削減、事業仕分け、どうあがいたって限界があることは誰もがわかってる。
だから反対のための反対をいつまでもしてるようでは、どこの政党の支持率も最終的には下がっていくでしょう。
年金、福祉、医療に限定するとか、成長戦略に何割振り向けるとか内閣は明確な姿勢を打ち出すべきです。
1年猶予して2012年度からでも私はよいと思う。耳に痛いことも言う、それが信用できる政治家です。
むろん先にやるべきことがある。公務員改革とかを先に決着しなければ、消費税を上げるのはとんでもないことです。
でも少なくとも全国のアンケートで、国民の半数以上がいずれ消費税を上げることに賛成してることだけは確かです。
日本の成長は「終身雇用と年功序列」、「メイン・バンク制度」が原動力であった。そんな指摘もある。
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