株日記。
バフェットの銘柄投資術のワークに基づいてひたすらスクリーニング仕様と思い書籍を一応読了。
かいつまむと、バフェット流によると、
以下のフローを実施して、
(企業が投資対象として魅力的であることは前提として)
現在割安かどうかを判断していくことになる。
1、EPSの成長率の計算
株式を疑似債券と考え、今期利益に基づく利回り(EPSを株価で割った利回り)を計算するとともに
EPS成長率を計算しEPS(一株当たり利益)の成長度合いをみる。
EPS成長率をクーポンの期待成長率ととらえ、益利回りを合計した収益率が長期投資の期待収益率の
おおよその目安となる。
収益率が国債利回りを下回っていれば株価は割高と考え、スクリーニングをやめる。
計算する指標は以下。
安定成長していれば問題なし。スクリーニングを継続する。
EPS成長率
今期利益に基づく利回り(EPSを株価で割った利回り)
4年成長率
国債利回り
2、ROEの計算
ROEは企業の成長エンジン。15%有れば理想(でも日本株はちょっと低くてもいいかも。)
ROE
税引き利益
株主資本
3、負債比率の確認
経営上の困難に直面した場合、強固な財政基盤が必要。また消費者独占力を持つ企業は利益水準が高く、長期負債は全くないか有ってもごくわずかである。
長期負債/税引き利益倍率
今期の長期負債
今期の税引き利益
4、株式数の計算
発行済み株式数が過去に比べて少なければ自社株買いをしていることとなる。
自社株買いは株主にとっては持ち株比率を高め、自己の株式の価値を高めることにつながる。
現在の発行済み株式数
過去(10年前)発行済み株式数
5、価格力(インフレ力)の確認
企業の製品価格・サービス価格の上昇がインフレ率を上回っているか確認する。
20年前と同じ価格の製品・サービスの企業はコモディティ型企業であって、投資対象から
除外する。
10年前の価格
現在の価格
年平均上昇率
6、BPS(1株当たり純資産)の確認
「1、2、」を利用して平均ROEから配当部分を差し引いて10年後の株主資本の予想成長率を求める。
次に直近のBPS×(1+株主資本の予想成長率)から10年後の予想BPSを求める
予想BPSに過去10年の平均ROEをかけて10年後の予想株価を算出する。
BPS成長率
平均成長率
7、予想株価の算出
5年後の予想株価
現在割引現在株価
基本的に上記の指標で投資候補の対象の株価割安度を計算するが、
その後判断基準として以下も確認する。
8、PBRの算出
PBR(株価純資産倍率)
*株価の1~2倍であれば
期待収益率は上がると期待できる*
9、予想収益の確認(過去10年~未来5年)
以下の指標から、予想BPS、EPS、ROEを算出し、市場の平均PERをかけ
最低株価、最高株価を算出もしてみる。
BPS
EPS(配当/内部留保)
ROE(内部留保に対応するROE)
10、予想株価の確認
予想株価
予想EPS×PER(15倍~25倍)
11、期待収益率の確認
期待収益率
・・・以上の指標を以って確認してみることとする。
結構長いが、とっかかりをエクセルでいったんまとめれば、スムーズにスクリーニングできそうだ。
株の投資銘柄選択術には、色々あるようだけれど、
まずはバフェットの銘柄選択術の指標のみを基準に投資銘柄選択をしてみることにする。