いよいよ反発になるんですが、この二日間の日経平均は包み線を形成しました。
今日は、一時9100円割れましたが、上海市場の堅調さを背景に、後場に入って、一気に上昇ムードになりました。
終わってみれば、前日比+71.26円でした。
さらに、米市場では、先週のビッグイベントである雇用統計が無事通過したことで、今夜のダウは買い入れやすい展開と予想します。
ただし、私は、この楽観的ムードは、来週の国内ビッグイベント参議院選までだと思います。
国内選挙は株価にそれほど影響力がないとはいえ、与党大惨敗の結果に終れれば、市場にもマイナス材料となるでしょう。
更に、海外でも、不安材料はまだまだ、払拭されてません。
アメリカの雇用問題や、中国の不動産バブル崩壊懸念、EUの財政不安などなど、
よって、目先では油断ではない状況が変わりはありません。