6日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸した。大引けは前日比71円26銭(0.77%)高の9338円04銭だった。朝方は外国為替市場で円相場が主要通貨に対して上昇したことが嫌気され、輸出関連株を中心に売りが先行。海外の景気減速懸念も意識される中で175円まで下げ幅を広げる場面があった。ただ上海総合指数が朝安後に上げに転じたことから、午後に入ると地合いが好転。円高一服も支えに買い戻しが広がった。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸。終値は前日比10.35ポイント(1.24%)高の847.24だった。銀行や不動産株への買いがけん引し、この日の高値で引けた。