今日一通り読み終わったが、全体を読みとおしてみて非常にこの書籍は抽象論ではなく
具体的な数値を用いた論法で銘柄選択を指南してくれているところが良い。
かいつまんでいくと、
投資とすべき企業をどう選択するか、どのように選ぶべきかは以下の観点で決まると言っている。
まずは、企業分析を以下の観点で行い
1、消費者独占力を持っていること(消費者独占力とは、代替の聴かない製品・サービスを有していてその製品を消費者は買わざるを得ない力のこと。)
2、多額の負債を抱えていない
3、企業内容を理解していること
4、その企業の製品・サービスは20年後も陳腐化していないか?
5、その企業はコングロマリットか?
(結果がコモディティ企業を買収した結果か?それとも消費者独占力のある企業を買収した結果か?
コングロマリットについてリストを作成してみる。)
6、内部留保利益を新規事業や自社株買い戻しに自由に使えるか
このうえで、財務分析を以下のように実施していくとしている。
7、EPSを疑似債券の利子と考え、国債を上回る利回りを得られる企業を対象とする
8、将来の株価を予想し、将来の株価と現在の株価を比較して期待収益率を計算する
9、EPSの成長の見極め方(規模の拡大か、財務的な操作か)を駆使し、株主資本利益率(ROE)を計算する。
ROEは15%を目安とする。
以上の分析を行うべきとしている。
もちろん上記のみの指針では国の環境も違えば時代も異なるのでこの指標のみで投資する企業を選定するのは
リスクはあるのだろうけど、
最低限、まず気になる企業があったら上記の分析は最低限の作業(基礎作業)として行うべきなんだろうと感じた。
これから色々ワークブックに従って個々の分析をしていってみよう。
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株も人生も最後は運ね♡♡♡