米国株式市場は大幅下落でのスタートです。
オープンして15分ほどですが、ダウは161.88ドル、ナスダックは49.56ポイントと大きく下げています。下げ幅は拡大しています。
上海市場が4.27%の急落を見せたことをとても気にしているようです。4月の景気先行指数が、これまで発表されていた+1.7%を+0.3%の下方修正したことが、中国農業銀行の上場と並んで、懸念要因と指摘されています。
欧州に関しては、ECBが欧州大陸の銀行に対して流動性を供給するどころか、資金を回収しようとする動きがあると伝えています。これではドルに対してユーロが売られるのは当然かもしれません。
このような動きを背景に、シカゴ・オプション・取引所のVIX指数は10.24%と大きく上昇しています。
投資家のリスク許容度が低下して、国際商品市況の下落が懸念されます。資源エネルギー関連株の低迷が懸念されます。
というわけで、明日の日経平均株価は厳しいスタートとなることが心配です。
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