コモディティバブルさんのブログ

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銀行株出尽くしならず

金曜のザラ場中にすでに増資が報道されていた上、みずほに空売りが大量に入っていたのにも関わらず、出尽くしとなっていない。
みずほがこのまま順調に売買をこなすことになれば、踏み上げるショートも逃げていることが予想される。需給的に有利なはずの買い方もなにか、あきらめムードか。
出尽くしGUを期待した短期資金が投げているのか。
こうなってくると多少上下はあるだろうが、発行価格決定まで触れない状況が続きそうだ。
やはり146以下の水準を目指すのか。
発行価格決定は7月中旬。
外資系証券の7月中に銀行株は上がるというレポートは、売りを有利に進めるためだったと確信。あるとしても7月下旬だが、今週の米指標次第では、マインドは7月のマインドは最悪だろう。

住宅指標でマインドが悪化している上、今週の雇用関連の指標で悪いものがでれば、2番底どころか下に突き抜けてしまう感じになりそう。G20でもたいした声明はでず、市場も失望だろう。

本日の予想レンジは、9550-9800。日経の日足は再びデッドクロスが意識される展開。
6月のSQ9740円がネックラインとなっているようだが、この下値で簡単にクロスしてしまうようなら7000円コースも覚悟。
あまり考えたくないが個人的には、雇用統計の数字次第では、夏相場も下げ続け、7000円割れもあると予想する。つまりリーマンショックの安値も割れるだろう。

銀行株は、先週末、今週初で上げれば、底チャートに見えたのだが、三井住友のような安値割れチャートを描いていくことになりそうな予感。ここから下離れすれば、調整期間は長くなると予想できる。
当然、銀行株が沈むということは全体相場もだめ。

打診買いした分はすべてぶん投げた。雇用統計通過までは、デイに徹することにする。

為替が落ち着いているのに投げがどんどん出る。明確に6月のSQを割れてしまった。チャート的にも目先デッドクロスが意識されたり、ニュースフローも米地銀破綻、G20で不協和音と良いニュースはない。

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「米国経済の回復は緩やかだが、再悪化の公算は小さい」
http://money.minkabu.jp/12111
こんな記事がでているが、真っ向から、この記事のすべてに反論する。
なぜなら、住宅指標に関する話題がほぼない。相場の上向きに都合の良い指標を並べているように見える。
雇用統計の内容、6月の住宅指標により、この都合の良い指標もだせなくなると予想する。
むしろ「米国経済は後退にすでに傾いており、再悪化の公算は大きい」。
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