5月の米国新築戸建て住宅販売件数が予想を大きく下回る

スケアクロウさん
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 発表された5月の米国新築戸建て住宅販売戸数が、前月比2.2%減の年率566万戸と、コンセンサスであった612万戸を大幅に下回りました。

 発表直後の10時過ぎには66.28ドルの下落となり、かなり大きなショックだったようです。現在は36.88ドルまで下げ幅を縮めています。

 とはいえ、GLOBEXでのダウ先物価格の堅調さに比べて停滞感が強いと言えます。

 気になるのは、マーケット開始直前から突然始まったユーロ安、ドル高への振れ。



 S&Pがスペインの銀行のローン損失見通しを上方修正したことなどが指摘されています。これについては、すでに昨日(6月22日)の「今日のマーケット動向と明日の見通し」の中でお伝えしたとおりです。

 ところが、スペイン市場(IGBM)は下げてはいるものの、0.55%と限定的ですから、英国の緊縮財政措置の影響の方が大きいかもしれません。

 いずれにしても、明日の日経平均株価には重石となる展開となってしまいました。

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