6月23日の日経平均は10112.89(-125.12) 基準線9857、転換線9844上、雲の下限10691の下、ボリンジャーはプラスσ10026の上、MACD RCIは上昇。窓を埋める手前で下げどまっているが、週足の転換線10295、基準線10303に届かず、中期の節目を達成できていない。週足のMACD,RCIもは底打ちの気配ではあるので、しばらく日足の基準線ないし、週足雲の上限9863とのあいだで、足固めの動きか。
ダウは10293.52(-148.89)基準線10269、転換線10230の上、雲の下限10543の下。 ボリンジャーはプラスσ10418にとどかず。MACD RCIは上昇。こちらも週足の基準線、転換線(同値)10507を達成できずにいる。週足遅行線も現値と衝突。この水準でかなりの抵抗があるようだ。ただ週足MACDRCIは底打ちしており、もみ合いを続けながらも、底はかなり堅いと思われる。
ドル円は90.41雲の下限91.11、基準線90.98、転換線91.15の下で、ボリンジャーはマイナスσ90.42の近辺。MACD RCIはやや下降ぎみ。週足基準線91.30 転換線91.14も割り込んでおり、強くはないが円高含みの動きである。
ユーロ円は111.00。基準線111.69、転換線111.13の下で、戻りが一巡し、ユーロが再び弱含んでいる。ボリンジャーは111.57のTPを割り込んできた。MACD RCIは上昇しているが、週足では、基準線、転換線の遥か下にあり、ユーロの下落基調は変わっていない。
アメリカの住宅指標が良くなく、景気回復の先行きに懸念が残り、ユーロも弱含んでいて、日米とも中期的な節目を抜けるのに失敗、ぶ厚い抵抗をはねのけるエネルギーはまだないようだ。しばらく下値を固めてゆく必要がありそうだ。ダブルボトムを形成しているので、下はかなり堅いと思われるが、日経平均は10300近辺、ダウは10500近辺を抜けるには、もう一段明るい材料が必要ではないか。