22日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。大引けは前日比125円12銭(1.22%)安の1万0112円89銭だった。前日は200円以上上昇したが、きょうは手掛かりに乏しく、当面の利益を確保しておこうという投資家の売りが増えた。欧州金融機関の財務悪化懸念が再浮上し、買いが手控えられた面もあるという。東証株価指数(TOPIX)は反落した。 米国では22、 23の両日、米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれる。市場では「欧州の財政問題が米景気に及ぼす影響度をFOMC後の声明文で見極めたい」として買いに慎重な声が聞かれた。